風車の読み方は風車か風車で分かれるがこのルートは風車と読む

クライミング

1ヶ月半に及ぶ九州滞在が終わった

登った期間で言えば12/16-1/28と短くも感じたが、年末年始も挟んでいたので結構岩場に通えたように感じる

そして今年もアマテラスは登れなかった。

難しい

ただただ難しい

もうこれはV15だろう

V15と言ってくれ

世の中ダウングレードばかりだが、アップグレードは中々ない気がする。

簡単なムーヴが見つかる可能性がある以上、基本的にダウングレードの方が多くなるわけだが

もうちょいアップグレードしてもいいんじゃないのか。すぐ横のツクヨミとか。下呂のパラダイムとか。

とはいえ自分の体感グレードが採用されてしまうとスグルクンと親指君のグレードが逆転してしまうので、これもまた自分の得意な動きではないだけだろう。それに自分の登れた課題とだけ比べるのは悪い癖だ。頭痛に比べればアマテラスの方が登りやすい。得意系じゃなければこんなもんだろう。

老いではないと信じたい

しかもアマテラスはホールドの持ち方をずっと間違えていた

指0.6本分くらいズレたところを保持していた

来シーズンのために接写しておいたからもう間違えまい

ずっと0.6本分だけ左にずれたところを保持していた。少し窪んだところに人差し指の真ん中を合わせていた。ここを修正しただけでカチパートの突破率が30%から80%くらいに上がった。

こういう細かいブレをなくし切らないと

何はともあれ、最終日には中間部のカチパートではミスらないくらいに安定していたので来シーズンしっかり登り切りたい。苦手だろうと、これだけかっこいいラインをやらない訳にはいかない

そんな敗退だらけの九州ツアーだが、素晴らしい一本を登れた

それがヨジャコエリアのオープンプロジェクト

ちょうど開拓者の方にもお会いして、少しおしゃべりしながらトライ。何度か中間部で落ちつつ、登り切ることが出来た。

名前は”風車(カジマヤー)”

由来はラインを見た時のインスピレーションと自分の好きな小説家「池上永一」の小説から

ちなみにその小説“風車祭(カジマヤー)”は読んでおらず、Kindle Unlimitedの漫画版を読んだくらい

なのであまり語れないが、池上永一の”テンペスト”は自分が1番好きな小説です。

そしてグレードはひとまず四段(V12)としたが、正直三段かもしれない

何故ならツクヨミの方が悪いから

ジオメトリよりも簡単だろう

しかし、滞在中に登った泥梨(ナイリ)V12/13と比べれば同じくらいな気がする

答えのない計算式に時間を割いても仕方ないのであとは再登者に委ねたい

グレードはともかくとして、こんなにも素晴らしいラインを初登出来て何よりだった。

ちなみにカジマヤーはこの比叡において、比較的指皮にもやさしいのでホンマにオススメの一本です。

さらに九州最終日には新しいエリアを案内してもらい、比叡の更なるポテンシャルを感じた。

開拓・整備してださっている方々にはホンマに感謝です。

来シーズンはもっと期間をとって来ます

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