最近2

3/19はフクベの下流エリアへ


残念ながら心眼は捉えられなかった

何となくムーヴは決まってきていたが、今となっては朧げな記憶しかない


Hさんの左サイドをとってから右手サイドガバに寄せる動きは出来ず、左手でガバをギャスで取るムーヴが良さげだった、気がする

そして一手目はオガッチ共々出来ずに終わった


H、恐るべし


そこからmishkaがシンバを登ったとの報告を受け、迎えに行き

再び下流エリアへ戻り、不知火 三段をトライ

これは昨年のGWに、左肩の肉離れにより泣く泣く敗退した課題


思い切って一手目を止めに行ったらスタンガンに打たれたような衝撃が左肩に走ったのを覚えてる


昨年にほぼほぼムーヴはバレていたので、真剣に一撃を狙う


が、あえなく落ちた


どうにか次のトライで完登


フクベでもトップクラスにカッコイイ三段やわ



因みに”ほぼほぼ”とは”実質”という意味であると正統派ブログの著者も述べている


使い所としては、核心以外のムーヴで一部確認してないとき、「まぁあそこはやれば出来るやろ」的な感覚があるときに使う


または怪我をしてて力を込めることは出来ないけども「距離は出せるし掴めばいいだけだから、ムーヴはバラせたも同然」という気持ちがあるときか


そして単純に「敗退した」よりも「ムーヴバラせた」と言いたいときである


あとは”ほぼほぼ”も”実質”の使い訳はブログがオフィシャルな文章かどうか


当たり前とでも言うようにオガッチも登り、無事男子勢は全完、ラメントへ移動する


「一生無理」宣言をしたこの課題、取り付いたときは正直ノリ気じゃなかった


しかしトライするたびに左手の指がしっかりとガバに入るようになり


時折Kenshinに肩甲骨を押してもらいながらトライを続ける


ふとしたとき、遂に4本の指がガバに入った


ムーヴがほぼほぼバレたことでスイッチが入り


さらに繋げトライでも核心を突破する

完登は目前となる


が、この日はまさかの上部落ちを犯した


上も結構悪いやんけ


ほぼほぼという言葉の危うさを身をもって痛感しつつも、確かな手応えとともに最終日に狙いを定め、帰宅


夜は岩盤浴でしっかり疲労を抜きつつ


3/20

フクベ最終日、まずはオガッチのメインガトライを応援

自分は同じく「一生無理」宣言をしたハッチをトライ


ひたすら一手目に費やした結果、一度だけカチを通り過ぎ、可動域圏内にホールドが入ったことを確認するも、結局一手目は止まらず


メインガ上部落ちで惜しくも敗退したオガッチと合流し、ラメントへ


上部を確認したあと、ひたすらスタートからのトライ


4本の指がしっかりと入ることは中々なく、焦りを感じ始めたころ、遂に4本でガバを捉え


足を上げきってからは得意な領域、そこからは最後まで振り絞り


上部も気合で乗り越え

“>





完登!


本気で嬉しかった


登れると思ってなかった


瓢ヶ岳のどの四段よりも嬉しかった


しかし残念なことがある

これは現在執筆中の話だが

この嬉しさをしっかり書こうと思うと原稿用紙がビブラムソールの厚さくらいになるところ

それを必死に要約し、どうにか2mmくらいまでに薄めた文章が




消えた




もうライブドアブログ何やねん



スーファミくらい信じられへんわ



世界滅んだ直後にデータ飛んだFF6がフラッシュバックした



なんかもう



アドセンスも付けられへんし 


極め付けにYouTubeの動画を貼り付けても反映されなくなってるし


引っ越しの時期か、、、



とりあえず、「どの四段よりも嬉しかった」ことと「ツアーメンバーのおかげで登れた」ってことを伝えたかった気がする


ありがとうオガッチ、Kenshin,mishtam


そして

現在WCで活躍中のオガッチとツアーして


つくづく「俺ってクライミングセンスないんだな」と思ったことを書いていた


これは2017ジャパンカップで解説に現れたNobuさんによるエピソードで


世界ランク2位のココロくんが、オガッチの登りを見て「俺ってクライミングセンスないわ」と呟いたエピソードからも有名であり


世界ランク2位ですらそう感じるのだから、今更俺が呟いたところで「そんなん知ってるわ」と思う人が殆どだろうし


もはやオガッチをしてクライミングセンスを計ることが烏滸がましい行為かもしれない



とはいえ自分もクライミング歴10年目に突入し、それなりにクライミングに打ち込んで来た経歴もある上に、応援してくれてるメーカーもあるので「クライミングセンスないんです」なんて言ったところで何もメリットはない


しかし、最近ハマっているブログが、この心境を物の見事に浮き彫りにした

そのブログが


「真顔日記」なるブログである(勝手に引用してます)

このブログの中の

B’zの稲葉と同居しても自分は歌がうまいと思えるか?

という記事である



まさにこれ

というか、表現が秀逸過ぎる


Dog Woodをホームジムとした時から、オガッチがスタッフに入ったときから、もはや「ピンチが得意」など言えないのである


いたいけな少女の手を握るように130度壁のファッティファットピンチを握るオガッチ。そのさりげない動作一つで「俺のピンチ好き」の自負心は崩壊する


どう考えても俺にあのピンチをあそこまで優しく扱うことは出来ない


岩場であった人に「どんだけ持ててるんすかー」と言われる度に、オガッチが脳裏を過ぎり、心の中で泣きながら「握るしか出来ないんでー」と答えるオレ



、、、とかそんなことを書いていた


とりあえず伝えたかったことは、mikipediaといい「Ueda」という名前の人は面白いブログ書くなーってことと。「クライミングが好きっていう気持ちが何よりも大事なんだ。うまいへたの以前にね。君はクライミングが好きなんだろう? それならいいじゃないか」ってことかな。

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