【Squamish⑤】シェルターでデッドリフトしながらプロポーズするルームサービス 後半

Squamish

約5ヶ月越しの更新

6/30 金 仕事

7/1 土

4月からカナダに来ているカケルと合流

その友人ロビーと共にボルダー

木曜に色々登れたのでこの日は指皮を気にせず色々触るつもり

まずはEasy and easy chair V4でアップ

Squamishを感じる

モフモフのわんちゃんもスコーミッシュらしい

次にPractical Horseman V4

おもろい

The pool V10を少しだけ触る

LowスタートでV13

構成も動きも高きミクラっぽい

つまり無理

のちにルーカス・ウチダの動画を見つけると先に右足を上げていた。もはやスコーミッシュのタカキミクラ。

つまり無理

からのShelter の岩へ移動

ロブはすぐ近くにある、2020年のビッグウォール崩落によって誕生した新ボルダーをトライ

めちゃくちゃいいライン。下手すれば数百年に一度の新ボルダー誕生の時代に立ち会えるとは

カケルとロブのトライを応援しつつ、2020年にスコーミッシュのローカルレジェンド、ティム・ドイルが初登したDeadliftV14を触る。

巨大な岩のどっ被りに続くホールド

下地が悪いが、大量の残置クラッシュパッドにより問題なくムーヴをバラせた

初登時のグレードはV13だが、再登者が全員V14とコメントし、現在はV14で安定している模様

ティム・ドイル凄すぎひん??

カケルのトライを眺めつつデッドリフトのムーヴをバラす。ホールド自体はそこまで悪くなくて距離も近い

ただサイドホールドで突っ張ったり、ガストンから体を持ち続けたりと、背中に来る感じ

何より初手が悪い

そしてリップからスタートするとBig Dream V7

ブロックガバをとるワンムーブに凝縮されているが、体が真横になるため中々怖い

上部のスラブはビビりながらだったが、しっかりとホールドもあり、落ち着いていけば問題なさそう

各ムーヴの繋がりを確認してからワントライしてみる

気合いを入れたファーストトライは初手に失敗

次のトライ

ドンピシャで初手を捉える

そこからただひたすら、指先とスポッターとマットを信じて手を出し続ける。

足先まで全身で踏ん張りながらBig Dreamの右手のピンチを捉える

死に手のオカモチデッドで左手を寄せる

Big Dreamの初手のスローパーを保持し、思い切り右足をあげる

ブロックガバに届いた

棚でしっかりレストして最後のスラブを抜ける

登れてしまった

ヤバかった。

色々とやばかった。

しまぶーの読み切りくらいヤバかった

あまりのヤバさにテンションが高くなりすぎた

動画を撮っているカケルの英語力も何気にヤバかった

日本人が有名人に対して使う”サインください”のサインは”Autograph”だ

Signature だと”署名”に近いニュアンスになってしまう

ジェイに署名活動を求めるくらいやばい

ちなみにカケルに話しかけているクライマーはローカルのTiger(タイガー)

Squamishのヤバいハイボールを責めまくっているローカルクライマー

名前も含めてコイツが一番ヤバかった

というわけでDeadlift V14をワンデイ出来た。

満足にも程があったが、ここからZazen V15に移動する

ロブはGibb’s Cave V8をトライ

オレとカケルはひたすらZazenのランジを打ち込む

18時にはロブは帰らなくてはならないのでカケルとロブは離脱

さらにギブスケイブに集まっていた人も帰っていき、途端に1人になった

そして夕暮れの風が吹く

明らかに持て具合が違う。今までのトライは一部界隈で話題の酷暑期登攀にカテゴライズされてもおかしくないのではないか。ゆうても最高気温30℃やし

絶好のコンディションの訪れと共に去っていったクライマーたちはもしかして酷暑期登攀に魅せられたクライマーだったのか

Tシャツでジッといると肌寒いくらいに風は吹き、気温も下がった

こんなに涼しくなったらもう酷暑期登攀じゃない

岩場にはZazenをやるジェイと、陽が沈んでからBlack Hole V11をトライし出した兄ちゃんだけ

そして遂にランジが止まった

Zazen V15のムーヴもバラせた

しかしこのランジの体勢に入るのにも相当ハード

体感的にはエモーションより少し悪いくらいに感じる。

もう一度コンディションの良い時にトライ出来るか謎だが、またトライしたい一本やった




7/2 日 

バスでやって来たカケルとClimb On Equipmentへ

クラッシュパッドを見に行く。BDが在庫切れだったので結局この日マットは買わず。

色々物色してからFox & Oak でドーナツ

マジで美味い

オールドファッションも美味い サーターアンダギー的なボリューム感に少し香辛料が効いている

ストロベリーバルサミコも美味い

景色もいい

そこからエリアまで歩いてAnimal Magnetism の岩でアップ

ちょっと移動してWorm World Cave V9をリピート。やはりいいライン。

そしてRoom ServiceV12 へ

フラッシュ狙いも失敗。あと一手くらいまでいけた。

そこから色々ムーヴを試行錯誤するが、結局シビレを切らして近くに残置されていたラダーを使いホールドを確認

そしたら保持する場所が全然違ってた。下からでは見えないシワがしっかりとあった

そのホールドを使い上部を突破

降りて来てすぐスタートからトライ

で、登れた

抱え込みの圧倒的得意系

やはり下からホールドを確認するという行為は圧倒的な情報をくれる。スコーミッシュならではかもしれんが。

そんなわけでそこからRoom Service Low V14をトライ

あれやこれやとムーヴを試す。ルーカス・ウチダがヤバすぎることだけひたすら伝わってくる。本当に体のサイズ一緒なのか?

途中、ドリームキャッチャーをトライする人が何人か現れる

セユーズから来たeroi

ニュージーランドから来たスラバー

ニュージーから来たスラバーはスラブが好きらしく、セルフプロテクションでスラブだけをやっていた。

Room Service lowもやり切ったところでNorth Wall へ移動

Top 100に選ばれるTim’s Arete V10 をトライ。フラッシュは逃すも、2トライ目で完登。これもまた名作かつスコーミッシュらしいラインやった。

ノースウォールは静かで森の密度も濃く、ひっそりとしているのでこっちの雰囲気の方が好きな人もいると思う。

ただ、蚊がやたら多い。

そして何故か最後のガバから落ちるカケル。

20時のバスに間に合わなくなるので撤収

ガッツリとボルダーに集中出来た週末やった。

まだスーパーが開いてたのでスーパーに行くとディランに出会す。

シアトルの近くのIndexという岩場を教えてもらった。今まで聴いたことなかったけど、トラッドで有名な岩場。そしてV14くらいのボルダーも沢山あるらしい。

そしておすすめのKombucha を教えてもらった。誰が広めたのか謎だがこっちのKombuchaは日本の昆布茶から程遠く、日本でも流行りのお酢系炭酸飲料。

日本でミチョを愛飲している自分はすぐに慣れたが、コンブチャと言われてからのこの味は衝撃やな

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