黄金長方形を描いた馬“スロー・ダンサー”

その他の岩場

グレード?

オレに意見を求めたのか?

ただ視界に入ったんで登っただけなんだがな

だが言わしてもらえるなら

ダイジュには決して登れない

…あれじゃあ登れないね




逆に言うなら

あれを登れたら人間を超えれるね








2023/11/03

というわけで、飛騨山の瀬にある岩場”ゴールドホース”のプロジェクトが登れました

夕方、下呂市内のコスモ石油で給油、ヒロッキーさんとお喋りしてプロジェクトのトライ宣言をした後に馬瀬入り

カンダタセッションを経てからのプロジェクト開始

このプロジェクトのスタートには大きな丸太が挟まっていたが、何と開拓メンバーの方が撤去してくださいました

エリア整備に尽力してくれた方々、本当にありがとうございます

さらに半分水没した下地は馬瀬を彷徨うゾンビクライマー「イガグリ」が石や木を敷き詰めて整備。流石過ぎる。

そのスタンドスタートは整備したイガグリが初登済み。「ドウデュース」という名馬の名前らしい。一級くらいだろうとの結論。

スタートポジション

そしてこの日、いとも容易くえげつなく五段を落とす男「イマ・ユー」とSDプロジェクトをセッション。ツアー開始2週間で既にV14以上を6本登っているらしい。

当然、カンダタ五段も数時間で完登

圧倒的な実力差。

だがしかし、老いたクライマーには経験がある

このプロジェクトのような場合

足を挫いたりするような危険な下地にいきおいで突っ込んで行ったりはしない

体力だけの若いクライマーのようにはな

そんな感じでイマユーの追い上げからギリギリで逃げ切り、初登しました

課題名は「スローダンサー」

グレードはV13で。

第二登したイマユーもV13くらいだろうとのこと。

 

「黄金」と「馬」で思い入れのある名前と言えば「スローダンサー」。

ジェイのバイブルとも呼べる名作に現れる、若い馬にはない力を持った年老いた馬

被った一面のど真ん中。まっすぐ突き抜けるラインはその馬の描いた黄金長方形のように美しく

そしてあの場にいたクライマーはジェイ以外全て2000年以降の生まれ。

そんな中で勝ち取った初登なので、この課題名にしました。

もうこの名前しかありえないと感じるほど、こんなにも相応しい課題名は中々出てこないものですが、

若手クライマーどころかこの連休中に出くわす人たちのほとんどがスティール・ボール・ランにそこまでハマっておらず、ピンと来ていない模様。。。

なんでや。

スローダンサーのスタートポジション

右手をスロットアンダー、左手スローパーアンダーでスタートしました。

大体あってればどこからでも。

 

そしてスティール・ボール・ランの熱が2分で伝わる動画がこちら

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