普通のジェイは三日間しか登れないの。
社畜だった頃のジェイは、平日の夜は東京の夜景の一部になって、ほんの僅かな連休のために暗い暗い夜のオフィスでエクセルを叩いていたわ
タイムカードはとっくに打ち終えてる。パソコンの起動時間だって追跡されてる。だけど「パソコン消し忘れ」だとか「休憩4時間」なんて理由でずっと労基の目を掻い潜って、3年もの時間を過ごしたの
やっと迎えた連休、、、必死に鳴いて、腕を張らして、精一杯登っている
だけど周りにそんなクライマーはいない、、、たった1人
4日目を迎えたジェイは、どうしたらいいの、、、
結論、八日目の蝉は名作
学生の頃に一度観た上に、なんなら原作も読んだはずだが久しぶりにネットフリックスで見ると結構忘れていた。
ていうか切なすぎるよ。永作博美さん綺麗すぎるよ。母の日の前日に見たけど母の日に見る映画じゃないよ!
四日目は再び開拓エリアへ。疲労困憊とはこのことか。ちなみにGenkiくんも四日目。
海辺の駐車場で車泊していたHikariちゃんを迎えに行き、エリアへ直行する。
目的は初日に回収できなかった9aのアーチにかかったヌンチャクの回収
あと元気いっぱいのダイダイのビレイ。最近はホールドの制作にYouTubeと精力溢れている。
この元気は見習いたいっすね。
四日目のジェイはスロースタートを決め込み、みんなが開拓やトライをしているの傍目にハンモックに揺られながら「二十四の瞳」を見る。
48時間レンタルなんで早く観ないとあかんかってん。
合間合間にアーチの13aをトライ。まだ砂っぽい上に湿度も高い。そして4ピン目くらいで腕が張り出す。
トレーニングと決め込み上まで抜けておく。
次のトライで核心を超えるも、肘の上がりまくった腕で上部の礫を握るのが怖すぎて敗退。
あそこで退いたジェイを自分で褒めたいと思う。
13aをトライするGenki君。
そのあとは頑張って9aの回収。ルーフ部分の動きもちょっと掴めた。これもシーズン中に通えれば可能性はありそう。
改めてすごいアーチや。
そうこうしていたら雨が降り出して撤収。街に戻る頃には本降りになっていた。
最終日
島中が雨なので、最終日はのんびり観光
とりあえず生素麺を食べに行く。
素麺の概念を覆すうまさ。
そして醤油工場で最高に美味い角煮と、醤油アイスをいただく。完全に観光
仮にも創業300年を超える柴沼醤油の工場の近くで生まれ育ち、名ブランド”紫峰”とともに歩んだ醤油人生。
どんなものかと実食
美味すぎる!、、、漬けてある角煮のタレも啜ってしまうレベルの美味さ。悔しくも美味すぎる。
さすが全国2位になった醤油。
そんな醤油ランキングだが、紫峰はランクにも入ってなかった。そんなバカな、、、是非沢山の人に味わってほしい名ブランドなのに。
まだ時間があったのでオリーブ園へ
お土産選んで、オリーブソフト食べて時間を潰す。2019年に開園100周年を迎えたらしい。
1919年に何があったか、という話になる。
Genki君が最終問題の第28代アメリカ大統領を当ててくることでインテリ感を発揮してくる
歴史に疎すぎて分からん。
そうこうしてたらフェリーの時間が来たので、Hikariちゃんを港で見送り、そのまま自分たちもフェリー乗り場へ
フェリーに乗っている間に二十四の瞳を見る。不朽の名作と呼ばれるだけあった。最後の磯吉さんのシーンは流石に切ない。
雨の中名古屋まで直走り、すき家で〆てツアー終了。
初の小豆島だったが、島の雰囲気とスペイン以来のロングルートを楽しめて満足やった。
ガッキーさん含め開拓中のエリアを案内してくれた方々、紹介してくれたアンマ君、ダイダイ、ほんまにありがとうございました。
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