もうかれこれ2ヶ月ほど指と膝が治らない。
力は込められるけどズキズキと痛みが走る。そんな状態がずっと続いている。
まぁ、当然か
こんなラインがあるんだから
イマユウ初登の ”自由 四段” が登れました。第四登。
ちなみに初登動画がこちら
動画で見ても十分高いけど、トライするとさらに高く感じる。
左下に落ちても衝撃がすごいのに、右下に吸い込まれると落下距離が1m以上増える。それなのに甘い左手をさらに飛ばす気合いの一手が最後にくる。
リップ奥のガバを止めたときは脳天が痺れるくらいに興奮した。握り込んだ右手の指の痛みは翌朝までどこかに飛んでいた。
こんな傑作が地元に眠っていたとは。イマユウ含めエリア開拓者にはほんまに感謝しかない。
さらに次の週には別のプロジェクトを紹介してもらい、恐れ多くも初登させていただきました
こちらもイマユウ初登のスカイライン二段の完全版となる課題。グレードは暫定V11で。
というわけで、結婚式&自宅療養のつもりで茨城にいますが、快復どころか悪化の一途を辿りつつ岩を登ってます。散々地元には岩がなくて残念だと嘆いてましたが、ホンマに反省やわ。もっと真剣に岩を探さねば。
なので別日はレストがてら岩探し。これまで歴代のクライマー達はあの手この手で岩を探してきた
航空写真集
Googleアース
シームレス地質図(産総研)
国土地理院の地形図 etc
しかし、そんな紙や液晶と睨めっこする時代も遂に終わる!2000年生まれが新卒入社するこの時代、新しいボルダーだって最新鋭の技術で見つけ出す!金メダルも岩探しも茨城はAIに頼ればいい!!
てことで、流行りのチャットGPTに岩のある場所を聞いてみた
まずはChatGPTの実力を測るのにお決まりのエゴサ(?)ということで懸垂師 J について聞いてみた
柴沼潤という名前の懸垂師については情報を得れませんでした
だと??
幸先不安だが、懸垂師という先鋭的な職業にまだチャットGPTが追いついていないだけかも知れない。いずれはユーチューバーの次に覇権をとる職業だから覚えておいてくれchatGPT.
懸垂師がダメなので仕方なくクライマーJについて聞いてみる
1996年の世界選手権で男子リード競技で優勝し、スピード競技でも準決勝まで進んだ
なるほど
1996年といえばまだ6歳。記憶も朧げな年頃なので自分でも定かではないが、ChatGPTがそう言うのならそうなんだろう。
chatGPTの実力が計れたところで本題に入る
質問:茨城県で、大きな岩が見つけられそうな場所を教えて
ひたちなか市の南部、土浦市との境付近は有名で・・・
なるほど、ひたちなか市と土浦市の境界が狙い目なんだな
どこやねん
もう少しポイントを絞って聞いてみる
質問:筑波山近辺の岩場スポットについて詳しく教えて
意外とそれっぽいことを沢山教えてくれる
小中山、大洞岩、二荒山神社、北岳
一通りググってみると、何一つ筑波山周辺には存在しないことが判明する
結局、地質図を見て花崗岩帯が分布しているところを歩き回ることに。岩盤が露出してる所はあるが、中々これといったボルダーは見つからず。
杉林で鼻水が止まらなくなり、足がパンパンになったので撤収。帰りにスカイラインの近くで岩を掃除しているタケさんに挨拶して帰宅
岩をどうやって見つけたか聞くと、ひたすら山を練り歩いたらしい。
イマユウも何日も山を練り歩いたとか
結局、大切なのは真実に向かおうとする意志ということか
例え今回はボルダーが見当たらなかったとしても、いつかは辿り着くだろう。向かっているわけだからな
違うかい?
コメント