小豆島① 二十二のヒカリ

クライミング

「もう辞めちゃおうかしら、クライミングなんて、、、」

「何言ってんだ、ずっとクライミングしてきたのに」

「そりゃ登ってるのは楽しいわよ。どのルートにも思い入れはあるわ。

でも、、、頑張って登ったのに、すぐ『初登者はニーバーパット使ってませんよ』なんて言うんですもの、、、」

















というわけでGWは初の小豆島へ行ってきた

メンバーはスペインで一緒に登ったGenki君と、最近スペインに行ってきた現役京大ウォーラーhikariちゃん

Hikariちゃんがどんな人か気になった人にうってつけの記事がコチラ

春のジルコン祭 : バトル ロッククライミング(家トレはモチべが命)
いがぐりからフクベに誘われた。これはいかねば。なんとか子守を妻にお願いしてチャンスを得る。平日ほとんど何の役にも立っていないのに、送り出してくれることに感謝しかない。後ろめたい気持ちがないわけではないが、登ることをあきらめたらそこでクライマー終了だ。正直

何やら人の感動的完登をぶち壊すイキリワンハンドプルアッパーとしてJが登場してくるが、そんな民度の低い懸垂師ではないのであしからず

ちなみにジルコン登ったときのノリがこちら

直前にジルコン完登したてのニーバーパッドをHikariちゃんからお借りして完登。ほんまにありがとう!

初登者のトール君はニーバーパッド使ってないという煽りを受けたが、まぁ向こうはプロなんで。プロに近いアマとかでもなく、プロよりもプロな自称アマなんで。また一緒に岐阜ツアーできたらニーバーなしでトライするんでツアー誘ってくださいジュンペーさん!

 

5/3 AM 1:00 Genki君家着

Hikariちゃんは途中参戦で、まずは深夜にGenki君と合流し、ひたすら新岡山まで車を走らせる

寝てたら朝になってて港についてた

初日はサチ君のはからいで開拓者のガッキーさんと合流し、開拓中のエリアで登らせてもらえることになった

そこがここ

見事なアーチ。

これが日本のカリムノス島、いや、これはもはや向こうがギリシャの小豆島になる日が!

、、、来るかどうかは分からないけど、素晴らしい岩場やった

ただ礫岩であるため、岩が安定するまでには中々かかりそう。開拓作業を間近で見学させてもらったが、エリアを開くには本当に多大な労力がかかってることを知った。本当にありがとうございます。

あとヘルメット必須。

自分はこのエリアの看板ルート“ただいま 5.14b “をトライ。ムーヴバラしながらアップしようといきなり触りだす

写真は久しぶりのダイダイ(小西ダイスケ)。最近YouTube始めたらしい。

立体的なムーヴ、そしてフィジカル系の核心。非常に面白い。しかも核心は全力アンダー引き

というわけで2トライ目、下部パートが全く安定してないけど、余力は残ってたので思い切り手を出す。これは登れた!と思ったら中継スロットカチがスタックして落ちた。

どのくらいレストするかで葛藤し、30分ほどしてから3トライ目

無事核心を止めるも、腕が張り過ぎてその先が不安。時間かけまくってどうにか小核心も突破し、RP出来た

いきなりのGWハイライト

その後、開かれたばかりの13台のルートも触ろうかと思ったが、さち君からのメッセージを受けて結局アーチの5.14d/9Aを触ることに

核心突入したあたりでヨレと滑りで疲れ切って敗退、ハング部分ほとんど触れずに終わった。期待を超えるクライマーになりたいもんやわ

てか初日から飛ばし過ぎじゃね?

夜はジョイフルでガッツリ食って古民家の宿へ。迷路の町の真ん中にあって、マップ無しじゃ辿り着けんような趣深い場所やった

とりあえず周囲は妖怪推しやった。

2日目に続く

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