指が回復してきた
カチ持ちは怪しいが、ピンチも少しは出来るような状況
左手だけで飛びつく動きはやりたくない
怪我してから丸3ヶ月でこの程度かと思う進捗の悪さだけど、とにかく受け入れるしかないのでまた頑張っていこうと思う
少しずつクライミングを再開して何だか感じているのは、データの飛んだゲームをやり直しているような感覚
ハイドランジアというボスを目前にして、消し飛んだセーブデータ
あのときから5kg増量し、片手懸垂もろくに出来ないほどに堕ちた
「ハードなボルダーを追求する」というのが今やってるゲームで、本当はこの後に「マルチピッチ」とか「開拓」とか「辺境に登りに行く」とか新しいゲームを始める予定だったのに
一からレベル上げをしているこの状況が何とも虚しい
特に今シーズン終わったらまた新しいことを始めようと思っていたため、それを保留する羽目になったのが辛い
もちろんハードボルダーというゲームを保留してそれをしようかと思ったけど、このクリア出来ていないゲームが心に引っかかったまま新しいことをやるのもモヤモヤしてしまう
迷った挙句、次のゲームを保留した
そして今、これまで夢中でやってたゲームが途端に義務感に変わるという
残念なクライミングライフを送ってる
トール君が3年かけたルシッドドリーミングを最終的に「無駄な時間」とコメントしたのが何だか分かる気がする
いや、あのレベルのクライマーと比べるのは烏滸がましいか
そしてパキリの辛いところは、あとワンシーズン追加したところでしっかり保持力は戻るのかどうか不安で仕方ないところ
まぁ、怪我であれ保持力不足であれ、次のシーズンもダメだったら、この課題たちとは縁がなかったと一度諦めるしかない
なんとしても次のシーズンでクリアしたい
それでも登れるようになってくると楽しいとも感じるから、クライミングはいい
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