奇岩の丘 マトボヒルズ②

アンタナナリボを散策中にポケット内で誤操作され、まさかのmaps.meアプリが消えた。。。
Maps.meは地図アプリでかつ、事前に対象地域をダウンロードしてオフラインでも使えるアプリ
しかもユーザーによりマップが更新されていて、ロックランズの課題とかも載っている。トポだけじゃ分かりにくいSky 8b+の位置もしっかりと。
そのMaps.meが消えていた
絶望や
今泊まってるホテルにLonely Planetが置いてあってマジで助かった、、、


迷子になるとこやった
というかなった
ガソスタで今どこにいるか聞いたりして、どうにかホテルまで戻ってこれた
Maps.meにはマトボヒルズのちょっとした岩ポイントとかもメモしていたのに。。
さらにホテルのWi-Fiで再度ダウンロードしようとしても、何故か出来ず
というか全てのアプリがダウンロード出来ない。
何で??海外のネットだから??
結構ピンチ!
とりあえずGoogeMapで代用するけど、これから大丈夫だろうか、、
気を取り直してジンバブエのことを
前回書き忘れてたけど、ジンバブエの通貨は主に米ドル。ジンバブエverのドル紙幣もあり。有名な超インフレしたジンバブエドルはもう使われてない。
南アフリカのランドも使えるけど、レートが悪い。一度カードが使えない上に米ドル札がなくて、仕方なくランドを使ったときは、7.5ランドで1$だった。
利用した宿はHillside Manorというホテル
1泊30$
プール付きで普通に綺麗
街の南の方に位置していて、マトボヒルズへも行きやすい
部屋も5つある中から選べて、1番広い部屋はクイーンサイズのベッドやった
共同のキッチンも使える
スタッフもいい人
シャワーの勢いが弱いこと以外文句なしやった
朝食を5$で追加出来るけど、そこは断ってスーパーで買って食べてた

到着した次の日からマトボ国立公園へ行く。

マトボヒルズは世界遺産に登録されている国立公園なだけあって、入場料が高い
しかも1週間パスとかはなく、毎日来るたびに払わなくてはならない
ただマトボヒルズの中にも宿泊施設があって、そこに泊まってる人は払わなくてもいいみたい。ちゃんと確認したわけじゃないけど、泊まってるかどうか聞かれたので多分そう。
どうりでマトボヒルズ内のホテルは全部高かったわけや
入場料は1人15$
車はジンバブエの車なら3$、その他の国の車だとだと確か10$
てな訳で毎回18$、コーメイが来てからは33$払ってた
因みにセシル•ジョーズの墓という観光ポイントはさらに10$払う
結構金が飛んだ。。
セシルジョーズの墓は丘の上のあって、花崗岩を掘り抜いて作られている
景色も雰囲気も結構いい
墓の周りに中々なボルダーがゴロゴロしてるんだけど、流石にこれを登るのはやめておいた
肝心のボルダー情報について言うと
岩は無尽蔵にあるけど、良質なボルダーは少なめ。ブッシュの中にあって取り付きにくい、またホールドが少ない(北山公園みたいな感じ)、見えてるけどそもそもどうやって辿り着けばいいのか分からない、っていうのが多かった。
さらに、Killianのブログを読んでいるとブラックマンバが出る可能性もある、とのこと
なのであんまりブッシュに入ることは出来ず
それでも路肩からすぐの岩や、岩盤の上にある岩だけでもポテンシャルは十分ある
北山公園や笠間みたいなクラシックなクライミングが好きな人からしたら、かなり楽しい場所やと思う
初日はひたすら公園内を散策する
2kmくらい荒れたダートを進んで、最終的に道が陥没してる、なんてことも。。
怯えながらあちこち回って、夕暮れ時に道からすぐの岩を登って帰宅
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2日目にどうにか辿り着けないだろうかと気になっていた丘の上に登る
この丘の上がロケーション的にも最高の場所だった
ただ長い歳月陽に当てられてるからから、かなり結晶が脆い。
スタンスもホールドも欠けまくる上に、卵型の岩ばかりなのでクライムダウンも油断できない。登ってから降りて来るまで終始緊張感のあるクライミングだった。
誰も知らないエリアの誰も取り付いていないラインを誰もいない中で登る
もしかしたら何百万年と触られていないホールドを最初に掴んで、岩の上に立つ
岩の上からは360度花崗岩の丘が散らばる雄大な絶景
最高に贅沢な時間やわ
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今回登った中でもなかなかにいいラインだった
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道路から丘を見るとこんな感じ


丘の上から見た夕焼け

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