ついに・・・

6/10(日)

久しぶりに御手洗へ。
メンバーはY,☆、H,Jの四人。この日は大賑わいで、さらには季節はずれのSFTが到来。

出だしからいきなり☆がゴワドリを完登!
流石!

さらにYもターターシンを完登。
上部のスラブでも周りを沸かすあたり流石!!

正直この当たりからK大ウォーラーのテンションが御手洗全域に蔓延し始める。
ゴジョジュ辺りのおられた方々には迷惑極まりなかったであろう。
申し訳ないです。

俺はといえば「何しにきたん?」という言葉の針を至るところで浴びながらガンプ(初段)をトライ。

悪い。

なんとかムーヴを見つけて完登。
低い岩だからこそ思い切って出来るマントルだった。
そしてみんなでやると楽しい!

その後いつかやろうと決めていた個人的プロジェクトに取り掛かる。

常にそのムーヴありえへんやろ!と言われてきたムーヴ。

「元祖・岩魚」である

まぁ単純にヒールフックの類を使わずに深いスタンスから一気に核心のカチに飛ぶという、初登ムーヴで登ろうという俺にとってのプロジェクト。

この課題は歴史あるK大ウォールの創始者Yさんが初登した課題。
当時ヒールフックが今ほど一般的、ないしは基礎的ともいえるムーヴではなかったころ、深いスタンスから真っ向勝負で挑み続けていたらしい。
噂でしか聞いてないけど、この課題を初登するためにK大ウォールでキャンパスしまくったとか。
でもすぐヒール使って二登されたとか。。。

別にやる課題が無いから限定で遊ぼうというわけじゃない。

最近ダレてていわゆるプロジェクトにトライするのが億劫というわけではある。

とにかくK大ウォールで登るものとして、
保持力の最果てを目指すものとして
当時の伝説に近づけているのか?
それだけが知りたいからこのムーヴをトライするのである。

早速下から飛んでみる

い、意外といける!!

寧ろ直線的に出れるから、届きさえすれば止めやすい。

が、もちろんデメリットもあり

下足で二手目をとると、ヒールと違ってデッドになるからぶれる。
で、ここがストライクしないと核心が途端に難しくなる。

何回か下からやってコツを掴んできた。
一手目のフリクションがいいと二手目も安定して止まる。

途中昼ごはんを食べてレスト。

そしてレスト後、コンディションが上がったのを確認!

二手目もほぼスタティック
スナップショット 1 (2012-06-12 10-23)

スナップショット 2 (2012-06-12 10-23)
集中して。。。

スナップショット 3 (2012-06-12 10-24)
ランジも成功!

いけたー!!

これは嬉しかった!

寧ろ新しい3段を登るより全然嬉しい。
時代が違えば、国内最難の課題。

俺もいつかこんな課題を初登せんとな~

というかまず五段を登らなあかん。

その後は頑なにイワナをランジで登ろうとするいっちーさんと、岩は自己満足の世界であることを確認しあいながらガマとケロケロケロッピ(初段?二段?)をゲット。面白いよこれ!

そんな完登に継ぐ完登。

気温に反比例して、熱を増す御手洗。

ついに。

ついに。。。

彼がやらかしました!

陽も対岸の山に隠れたころ、時は満ちました。

執拗なトライの末、運命の振り子はついに可能側に振れました。

今までの完登が全てこのときのための前座でしかなかったかのような


H 超岩魚(四段) 完登!!

流石!!

完全に今日のMVPならぬMVCでした!
おめでとうございます。

もうシーズンオフだけど、やっぱり岩はいい!
俺も次のシーズンこそはグレード更新狙おう

次御手洗来るときは本格的にプロジェクトを狙うことを誓いながら帰京。
IMG_1319
次なる目標ハリガネムシに照準を定めるY

IMG_1318

そういえば最近ミズガキを利用するクライマーたちへの注意事項がJFAに掲載されました。
http://freeclimb.jp/news/data/2012/mizugaki_riyou.pdf

この日の御手洗のテンションやったら完全にアウトや。

次回行くときは改めて注意しないと

コメント

  1. より:

    k大ウォーラー+キムキムさん=カオスw

  2. hokuto より:

    元祖岩魚!写真あってよかったなー!
    むしろこの時代写真の方がレアやな!

  3. J より:

    >H
    その方程式はww
    御手洗だからこそ許される解答ですね
    >hoku
    写真は実は別トライの動画をトリミングしたものです。
    やっぱ完登動画撮っとけばよかったっすわ~

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