「ジミーは優しくないしね。」
「嘘でしょ、、ジェイだ。」
「あのジェイ?」
「そう。彼って、、、、素敵だね」
⁃ 映画「アバウト・タイム」より –
11/28 (土)
朝、アベちゃんから教えてもらった「たむら」でうどんを食べる。クオリティもコスパも最高。
「いわかける!」を観ながら今回のテニアシ会場へ向かう。笠原覚醒し過ぎじゃない?ジュン頑張って!
3年ぶりの「しゃかりき」の岩に到着すると見覚えのある方が。3年前に一緒に登ったパパさんに遭遇した。普通にJのこと覚えてくれていた。
ここからは基本
Bouldering tribune2の
に書いてある通り。特に二登目を見ていただければブログの全貌が分かります。前回記事の冒頭の会話はほぼノンフィクション。あとテニアシ20じゃなくて21やった。
アベちゃんヒカルさんヨナさんなどなど沢山集まって移動開始。さらに日本クライミング界で1番消えたら困る名前No. 1「ケイタ」が来た。今回やって来られたのは三重のケイタ。強く握ると指先に電撃が走る怪しげなアイテム(#1)を持ってきた。もうこれキルアが念能力鍛えるやつやん。
「腰痛ハング」から。
四国あったかいって思ってたけど、岩は冷たい。
すぐ近くの被り面にホールドが見えたのでケイタマンと掃除して登る。初段くらい。
マントル返してからの幻想的な苔地帯も中々味がある。
誰も使わない橋を作ったあとに下流へ移動
サマーヌード(二段)
一見すると遠かったし、スタートから構えてみたらもっと遠かったが、マットがたくさんあったので思い切り距離出してみるとランジが止まった。一撃。
次に右面の「イルミ 二段(ケイタマン初登)」
ケイタマンの一撃初登に続き、一撃二登。捻挫した足でヒールをガッツリかけたら普通に痛かった。たまんないね!
対岸に渡って、ぱっと見一級くらいなのに何故か全然出来ないプロジェクトをトライする。
世界のワタベがムーヴを解決したのを見計らって、Abeちゃんが初登をかっさらった。凄すぎて笑えた。
「ダークホース 二段」とのこと。
ダークホースの初登争いの様子
2人していきなり完登するものの、2人が使ってるスタンスは深くて足が残らない。仕方なしに気合入れてガビガビのサイドホールドを足ブラで止めてどうにか完登。
とんでもない電流が指先に流れたけど、怪しいグッズでアップしてたおかげで耐えられた。
次に裏面の面白い形状をした川沿いラインをトライ
ここでもケイタマンが素晴らしいムーヴ解決能力でバラす。筋力5、体幹4、オブザベ2のジュンには厳しい設定でした。
いわかける!キャラクター
上原隼 プロフィール
ケイタマンが鮮やかに初登する。「クワイエット(三段)」とのこと。サイレンスから来てるらしいよ。ジャミングしてないけど。
完コピして第二登をいただく。
こうしてテニアシ本戦の予選を終えた我々はいよいよ決勝会場へ
開会式・試登式を終え、各々が目作りした課題をトライし合う。推定3✖️3.5mの面壁の上でセッターとクライマーの真剣勝負が繰り広げられる。
ケイタマンの課題をやって、俺が作ったプロジェクトをケイタマンに登ってもらって、軒並みハードな課題が終わったかに見えたところにヨナさんが作った隠れ最難課題が現れる。
全フィジカルをかけて完登したのがハイライト。テクニックとかそういうんじゃない泥臭く力強い登り。めっちゃ感動しましたわ。最後にちょっとうるっと来ちゃったくらい。一方的かもしれないけど、作って良かったなって。多分見てる人も感じたと思うんですけど、クライマーってカッコいいなって。こういう場で一緒にクライミングの時間を共に出来て、ホント良かったな、やっぱ、、、やっぱクライマーってカッコいいな。(#2)
ハイライトを超えてから田中ちゃんはじめみんなと乾杯し、グルングルン回る視界の中で1課題だけ登ったところで終了
そしてリザルト
まさかの9完で優勝してた。映えある「いちばん頑張ってたダサいやつ」の称号としてテニアシTシャツをもらう。クライミングパンツと全くの同系色過ぎて、囚人服みたいな配色になった。ビショップで登ると保護色になるやつね。
そして夕食。お酒もご飯も美味しすぎて、見ず知らずの人を招くレベルじゃない。どうやら無事Jを思い出してもらえたらしい。本当にありがとうございました。
本名がガクのタケシさんから日頃の地道な積み重ねの大切さを学び、イオリ君とお互い目線をチラチラ交わし合いながら、宴もたけなわなところでお開き。
テニアシ2日目に続く
参考
#1 シックスパックハンドパルス
#2 Scarpa On the Board
① J
② 清水さん
久しぶりに見たけど懐かしい。あんなに追い込まれた10分間はこれかTENETくらいやわ。
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