第五峰への道

小川山

10/18(日) 小川山

「プラズマ」

「火球」

「プラズマ火球」

”平成”ガメラという言い方で新しさを表してるはずなのに、今や古いものとして”平成”が使われると思うと時代の変化を感じる。

というわけで、DWメンバーでガメラ討伐に向かう。メンバーはO西さん、Oザさん、FMT,Ryo、U、そしてJの6人

現地に到着するとオガワヤマと同じように色づいたオガタサマに遭遇した

メンションフリーって言われてたけど、絶対そんなことないよね?

到着早々にO西さん、Oザさん、FMTはクレイジージャムの岩場へ

Ryo, J, Uの3人で第五峰へ

偶数人で来たのに奇数✖️奇数で別れるというセオリーガン無視のムーヴ。こんなもったいない動きある?

そして第五峰はメッッッッッチャ迷った

ノンストップで行けば40分くらいであろう場所に1時間半かかった。そのあと遭遇したイタリアンクライマーは2時間かかったという。

さらに先着の方々は「何度も来てるけど必ず迷うのよ~」と仰っていた。ここは結界でも張ってあるんか?

とにかく第五峰の位置は航空写真でいうと、ここ(※赤いピンは関係ない)

この岩塔に向かうには、写真でいうと現在地の右下の沢からアプローチする。この沢にうまく入れるかが核心。

道中にテープが貼ってあったが、白くなり過ぎてて枝と同化していた

ちなみに間違えて入り込んだルートは第三峰だった

第三峰入口の特徴的な割れ目がある場所はここ

この斜面を登り出すと横の沢に入ってしまう

もう少し進んで、隣の沢を登ると第五峰へのトレイルに入れる。

GPS見ながら歩くのも良さそうだけど、シバシバGPSがバグって山の中にいながらも現在地が駐車場と表示されることもあるので注意

そんな感じで辿り着くのが難しいエリアだけど、ロケーションは最高だった。

アプローチも冒険的

第一便 小川山庭園 5.11d MOS

「あれは絶対落ちないですよ!」というクライマーあるあるのプレッシャーをかけられるも、負けじと気合入れてトライ。悴み過ぎて指先の感覚が全くないままに吠えながらマントルを返した。短いながらも動きが詰まってて面白いルートだった。

そしてプラズマ火球

Ryo君がヌン掛け&ムーヴ出しをしてくれたにもかかわらず、気付いたら寝落ちしており、見逃した。しかも右に寝返り打ったら死んでたであろうポジションで。油断とはこのことか。

言われてみればガメラの甲羅のようなシルエットに見えなくもないけど、そもそもガメラさんがクライミング界にいるからそっちから来てるのかもしれない。

どちらにせよ本当にカッコいいライン。ロケーション含めたら小川山で1番のルートなんじゃないか。

第二便 プラズマ火球 13C 初トライ

1ピン目にクリップしてからいきなり悪い。フラッシュトライはここで即終了。Ryo君ともUとも違うムーヴで解決。さらに上部の核心も全く違うムーヴで解決。

中盤もハッキリとしないスタンスを踏みながらどうにか抜けた。次来たら絶対どのスタンス使ったか忘れてるわ。

第三便 プラズマ火球

気合入れて取り付くも、出だしのパートで即落ちる。やたら滑ってた。微調整をしたあと一旦降りて、すぐに登り直す。

第4便 プラズマ火球 1テン

出だしのムーヴは完璧に覚えた。カンテでレストを挟んだあとはコンプレッション地帯を突き進む。

最後は悴みとヨレで動けず、ビビってしまってヌンチャクを掴んだ。あとから物凄い後悔がこみ上げる。

ワンテンで抜けて終了

敗退したものの、かなり楽しいルートだった。

ポジティブに考えればあそこで無理しなかったことで怪我もなく翌三日間のセットをこなせたともいえる。そう考えよう。もういい年だし。

帰りに正規アプローチをしっかりと確認してから帰宅。

夜はレストラン141。試しに味を変えて牛すじシチューにしてみる。

シチューは絶品なんだけど、ややご飯と合わなかった。トマトの風味が強いからかな。やっぱ石焼きチーズカレーやな

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