9/28(月)
「シバフノを待つ」
その共通の意志の元にSNS上で互いの存在を気にかけていた者たちが集う。それはあたかも「岩を登る」という世間の感覚からは大きく外れた欲求を抱えてしまった者たちが岩の前で邂逅し、その孤独と不安を預け合うかのような神秘を纏っていた。今、シバフノは我々の一つ上の存在になろうとしている。
この日はボルダー。ふとボルダーマットを敷くのが自粛明け初であることに気付いた。まずはジュゴンの岩へ
穴料理長 Stand ver 初段をトライ
今にも抜けそうなシワカチに力を込めながら高く上げた足の指先に意識を集める。ソールが花崗岩の結晶を噛み付いて離さないことを信じてジワリジワリとガバに向けて体を引き上げていく、という中々に渋い動き
…は、しない
繊細な足置きとテクニックとサポートクライマーの矜恃を全て投げ捨て、ランジをかましたら登れた
さらにLowスタートの穴料理長SD 二段まで登れた
SDということを知らなかったので普通に中腰スタートで登りました。議論の余地もこだわりも一緒に捨ててYouTubeにアップしておきました。
ここから二刀流(二段)へ移動
奥の壁でNakanoさんが息を飲むクライミングをしてる手前でワイワイとセッション、、中々カンテに出れないので、一旦側面のスラブを登る。
食パン(初段)を登ったNakanoさんと交代して、食パンをトライしに行く
最後の一歩に中々踏み切れなかったけど、覚悟を決めて立ち上がる。届くと思ったリップに手が届かず、途中のカチを握り込んでさらに引き上げる。リップをとった時の安堵感がたまらない。非常に綺麗なラインだった。
そして二刀流に戻ったらこっちも登れた
ドラゴLVは岩でもいい感じ。あらゆる課題が2グレード下がる、と連呼してた。流石に言い過ぎました。
空を越えて(初段)の岩に移動
ヨセミテのスリラーを彷彿とさせるようなとても綺麗なフェイスライン。これは唆られる!そういえばボルダラーだったわ。
スタートの持ち方や足位置に迷いながらも2手目を止めたトライで完登。
そして右抜けの星の彼方(二段)トライ。こちらはなんとオンサイト!体感のムーヴ強度は空を越えてとあまり変わらない気がしたけど、下地分上がってるのかも。
最後にちょっとだけ端っこの‘F(四段?)’を触る。初手が取れん。Fの語源になったと噂のアンダーモノポケットは全く引けないので、カチを使って飛ぶものの、敗退。これもカッコいいからまたトライしたい。
しかしホンマにいいボルダーやった。ボルダリング楽しいな。
早めに切り上げて小川山へ移動する。シバフノさんがテントのポールを忘れるという事態が発生。テントが立つまでリアルにシバフノを待ったあとはBBQ。
やはりロミオ&ジュリエットは美味い!
9ポイント分の酒と肉を楽しんだ。
参考
ゴイアバダ
これとチーズを挟んで食べるだけで至福!あまりの相性の良さに着いた名前が「ロミオ&ジュリエット」。チーズはナチュラルチーズがいい。
コメント
いいね、いいね〜。
あの頃に戻りたい。
そう!メインはBBQ!!!!
それな!前のメンバーで岩場で集まれたら最高やな〜