ブラジルツアー④

8/23

この日からひたすらクライミング漬けの毎日となる

AM5:40に家を出る。蒼みがかった空に星がまばらに残る。浜辺に出ると遠く水平線に陽の光が見えている。

AM6:00に岩場へ着く。最後のアプローチは丁度朝日に向かって歩く道のりとなる。星はもう見えない。

IMG_3317

6:00からひたすらFortaleza

7:00には完全に陽が昇る

朝日を真正面から受けるこのラインはカッコよすぎる

が、しかし暑い

8:00にはもう無理

仕方なしにもう1つのカッコいいボルダーに触れる

Bloco dos Ostras

このボルダーのハング面にはV9~V14まで各グレードが揃う。リンクものももちろんあるが、殆どがハングを真っ直ぐに抜けて行くライン。さらに端の方にはV3やV4といったお手頃なラインから、裏面にはV8、V10もある。

これ1つでどこまでも楽しめそうなボルダー。日本に欲しい。DW調布店の二階に置いといて欲しい。

Tsunami V10

Dia D V11

を完登。この辺のグレードがやっぱり楽しい!どちらも核心はカチ。

真ん中を抜けるVirada do Ano V9は上部が謎。でもこのラインはメチャクチャ惹かれる。

その横のOs Bacanas V13もかなり惹かれるライン。

こちらも上部が謎。少しだけトライして終了。

12時にはかなり暑くなってきたので撤収を考えるが、最後にJericó V11をトライ

Fortalezaの岩の側面にある課題で、高さはないが顕著なスタートから綺麗に繋がるホールドを辿るボルダーらしい好課題。リップ取りまで僅か4手。

核心の動きも得意系で、繋げ2トライ目で登れた。

今ツアーの中でもお気に入りの一作!

のちに出会ったローカルに話を聴くと、Jericoは元々V12だったが、ダニエルウッズが瞬殺してV11に下げたらしい。そのローカルの初のV12だったのに。

ま、クライミングあるあるやな。

12:30撤収。
午後にもう一度行こうかと思っていたものの、一度爆睡したら行く気にならんかった。

家で伊坂幸太郎の「残り全部バケーション」を読了する。

8/24

前日の反省を活かし、AM5:00に家を出る

飽きもせずFortaleza。カンテ取りはやはり出来ない。

曇り空だったので長いことトライ出来たが、9:00には暑くなってきたので、そのほかの簡単な課題を触る

Pezihno V4

強傾斜にもかかわらず、ポジティブなホールドで思い切り動く課題。トップアウト後は高さもあって気持ちいい!

Pelo Sertão V6

ハングの中に色んなガバが付いていて、フックも利かせ放題。メッチャ楽しく登れる。名トラバース課題やった。

11時に撤収し、宿で昼寝。昨日の二の舞にはならんと奮い立ち、午後3時に気合いで家を出る。すると今回は人が居た。今ツアーで初めてクライマーに遭遇した。

OstraボルダーのVirada do Ano V9のトップアウトの仕方について教えてもらい、一度上部を練習したあと、下からの繋げトライで登れた

150度近い強傾斜から最後のスラビーなトップアウトまで、真っ直ぐ抜けて行く超いいラインやった

スポットしてくれた人は家族で来ていて、普通のベッドマットを無理やり二つ折りにして運んでいた。これがブラジルのスタイルか、、、

1人になったあとはFortaleza。流石に3連登は指皮もなく、ヨレもあって、何も歯が立たなかった

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