2013/05/03
道路から斜面を降りてすぐ目の前
メインの岩にありながら、これまでずっとプロジェクトのままだったライン
リンク先の課題であるゴワトリ(三段)と
同エリアの岩魚(三段)のエクステンションである超岩魚(四段)の関係にちなんで
超ゴワトリの愛称で親しまれてたビッグプロジェクトを
本日(昨日?)、遂に完成させました!!
完登までの流れや、課題名に込めた意味、グレードに関する記載等、簡単には書き切れないので先に結論から
課題名 : ククゼン 「栩栩然」
グレード : 五段(V14)
でお願いします。
課題名の「栩栩然」は「胡蝶の夢」という話のなかの一節にある、蝶の舞う様子を表した言葉です。
カタカナ表記を先にしたのに対した意味はなく、御手洗はやたらカナカナで語源のよく分からん課題名が多いので、カタカナの方がエリアの雰囲気に合うんじゃないかと思っただけです。
漢字変換あまり出てこーへんし。
とりあえず漢字でもカタカナでもどっちでもいいんで、好きな方で。
別に俺はHさんやK太さんとか賢すぎるシンガソングライターのあの人みたく、哲学というかフィロソフィーというか、そういったものに精通してもないし、ましてやかっこいい文章も面白く書くこともないですが
この話はちょっと好きでして、
簡単にまとめると
夢でも現実でも、自分が蝶でも詩人でもましてやクライマーであっても、本質的に自分は自分であるのだから、蝶のときは優雅に舞い、詩人のときはうたを読み、クライマーのときは岩にかじりつけばいいという
どんな状況でもあるがままを受け入れて楽しめばよいという考えです
まぁ苦労をあまり知らなそうな人が考えたような話に聞こえますが
色々と物事を引きずりがちな自分にとってはとても大切な考えで
特に関西と関東、どちらで就職するかを散々迷った自分にとって、どんな環境でもその状況を楽しむべき!
という考えは非常に大事に思っています。どちらも正解なのだと。
さらには、関東への就職が決まらなければ、このプロジェクトに着手するのはもう少し遅れてたと思います。
その間に誰かに先を越されてた可能性も十分高く
関東に就職を決めたからこそ、この課題を初登出来た可能性だってあるわけで
そう言う意味では、「東京へ行くJ」の「関西に入れるのはあと一年」という状況の中、この課題のおかげで自分が出来るベストを尽くせたのではないかと思っています。マジデ。ホンマに。
まぁ胡蝶の夢の話には色々と自分の世界観形成に関わるような感銘も受けたので、
就活でよく聞かれる座右の銘、人生のモットーとも言えるこのお話の一節をお借りして
栩栩然(ククゼン) とつけさせていただきます。
グレードに関しても色々書きたいのですが、2時間半後には四国へと旅立ちますので
また動画と一緒に書かせてもらいます。
ひとまず、撮影、マット、スポット、応援してくださった皆さん、御手洗を開拓してくださった先人の方々、さらにクライミングを認可してくださる土地管理者の方々、
そして一緒に運転してくれて、ハンバーグステーキをお祝いにご馳走してくれたTKCさん
てかもう
内々定をくれた会社、ブログたまに読んでるっぽい両親、
とにかく俺に関わった全ての方々に感謝したいです!
本当にありがとうございました!!
続きはまた!
コメント
ジュンはやく!
5時ウォール集合やで!!
おめでとう!!
すばらしい。
はさん
遅刻して申し訳ありませんでした
また四国で暴れましょう!
ありがとうございます!
東山の皆さんの応援にはホントに支えられました!
最高の課題でした!