3/27(土)と4/2(金)をまとめて更新
パパサン&シノさんが車を出してくださるということで、お言葉に甘えて一緒にシウラナへ
Kale Borroka(8b+)に標準を合わせ、2日間のレストを挟む
到着するとシウラナの手前の広い駐車場で一旦車を止められ「人数」「エリア」「どのくらいのグレードをトライするか」をチェックされる。最後の質問いる??
駐車場は超絶混んでいたのにエルパチはまさかのガラガラ。皆どこへ消えたのか?
何にせよじっくりカレ・ボロッカをトライできる。
まずはアップに何をするか、ということで10年前のJが2撃している「Gato Lerdo 7b+」をトライ。
Gato = 猫、Lerdo=のろい。ということで間抜けな猫、鈍くさい猫という意味。
ノーハンドレスト中にメガネのレンズが取れてしまい、片目を失いながらも2撃したルート
外岩リード経験2~3回でいきなりスペインに行ってきたJで2撃しているのだから、10年の時間を経た今、アップに丁度いいはず。そしてどれだけ成長しているのかが分かるはず
という目論見の元トライをし、激パンプしながらどうにかマスターRPを達成
というか普通に悪い。最後にランジということも凹角でノーハンドレスト出来るということも知っていたのに、腕がパンパンに張った。
ランジ後のマントルを返す余力がなく、程々のガバで5分くらいレストしてから落ちる覚悟でマントルを返す。結果、2時間くらいパンプが取れない状況に。
10年前のJを侮っていた。やつはまだ片手懸垂10回も出来ない懸垂師だったはずなのに。やはり片手懸垂とクライミングは全く関係ないのか。
その後、カレボロッカを2回トライ。2トライ目は安定したトライだったが、デッドの瞬間ヌンチャクに腕をぶつけてしまい、ガバを取りそこねてフォール
4/2
この日はアマンダも参戦して4人でシウラナへ
まずは駐車場からエルパチとは逆側の徒歩1分の壁へ
絶景かよ
アマンダとシノさんの5Cトライを見ながら、すぐ横のRauxa (7a+, 5.12a)をトライ。
これまたキレイな割れ目に沿って登りつつ、ジャミング・凹角・カチパートと動きがどんどん変わるルートでかなり面白い
しかもノーハンドレストをはさみながら登れるので、アップにもよかった。
パパさんもRauxaを抜ける。
そしてカレボロッカに移動すると、今度はまさかの5人トライしていた
なんてこった。。。。
仕方無しにもう一つ気になっていたKurfil (8B, 5.13d)をトライ。どう見ても動きが得意系かつショートルート
気合のマスターフラッシュトライを狙ったところ、まさかの核心まで成功したのにクリップ出来ず敗退
そしてレストを挟んだのち、次のトライでバシッと決まった
スペインにて初の8B
というかKurfilとKale Borrokaのグレードが+差しかないのか。確かにムーヴ強度で言えばカレボロッカの方がやさしいくらいだが。
このグレード差を適正と思える日が来るのか。
登り終えると15時過ぎ。前回記事で書いたとおり、日の高さは1~2時間ずれているので、日向は真夏かのような暑さに変わった。
そしてカレボロッカに戻ると「今ならトライしていいよ」とのこと
トライ出来ないよりはマシなので1トライ。前回より2手ほど進んだところでフォール。着実に進んではいるけど、まだ一歩足りない感覚。
するとカレボロッカの前にいるメンバーの一人が俺のハバナスのサンダルを見て、「ハバナスのサンダルじゃん!」と声をかけてきた
ブラジルで買ったことを伝えるとまさかの「私達全員ブラジル人よ」とのこと。マジか。
こっちに引っ越して2年、ほぼバン生活でクライミングライフを送ってるとのこと。神か。
そしてブラジルで俺を助けてくれた南米の巨人ファビュとは親友だという。
こんなことがあるとは。
すると先程のトライを見た一人が「今日絶対登れるから18時にもっかいやれよ!」とのこと。
さらに俺が無理やり突破していた箇所のムーヴを事細かに教えてくれた
こんなことがあるとは。降って湧いた1トライだし、と思いぶっつけ本番で伝授されたムーヴで挑む
そしたらバッチリそれが決まって、先程落ちた1手が止まった。次の一手もギリギリ余力があったが、思い切り引いたらカチが弾けてフォール。まぁ18時っていっても実質16時やし。そら暑いわ。
もっかいトライしなよとも言われたが、明らかに22時に間に合わなくなるので撤収。
完登には至らなかったが、劇的な進歩が得られた上に、ブラジルトーク出来たので良かった。改めてサマータイムいらん、ってなった。
初8Bも登れたので、帰宅後にビール飲んで終了
もう次こそ行ける!と思っていたらカタルーニャ州の規制が再度強化され、再びバルセロナ郡から出れなくなった(公には)
なんてこった
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