【Margalef】スペインでクライミングが流行る理由②

スペイン

3/20,21の話

3/15に規制が緩和され、堂々とバルセロナ市街へ出られるようになった。

というわけで早速週末の2日間でマルガレフ&シウラナへ。

メンバーはパパさん、シノさんに加えてカナダ出身のアクティブ女子「アマンダ」。これが俗に言うコミュ力お化けというやつか。スペイン人の食卓に混じってモジモジしていたJと違って色々と凄い。

トロント出身の彼女がバルセロナに来た理由は「カナダは寒いから」だそう。やっぱり寒いのは寒いんやね。

グレード感がバラバラなメンバーだが、全てを受け入れてくれるエリア「ESPADELLES」へ向かう

まずはマルガレフの看板に立ち寄り、アオロクのステッカーを。

AとRの間にAoRoc

そしてラボラトリを紹介してから、改めて崖の上のエスパデージェスへ。

300近いルートが並ぶ岩壁の中でもやや中心部に位置する04「LA MAINADERA」ゾーンへ。スラブからいきなりルーフに変化するポイントで6a(5.10b)と8b+(5.14a)がわずか30mくらいの距離にある。

垂壁~ルーフまで

アマンダ on 6b

ルーフ下。開けていて居心地最高

うねる渓谷

さらにアダム・オンドラいちオシのBongada(8c+/9a, 14c/d)もこのエリア。

レベル別のクライマーが同じエリアで遊べるというのもスペインでクライミングが流行る理由の一つかもしれない。知らんけど。

前回セバスやパウと登ったのは03のエリア。

今回は04の新しいエリア。早速★付きルートの「Cocaina pura y dura 8b+(14a)」をトライする。ドルーフを直登するライン。

各駅停車でムーヴをバラしながら行くと、ルーフの出口付近でモノポッケに出くわす

、、、こ、これがマルガレフ

もうオンサイトとかいいから、モノポッケがあるかどうかだけ教えて欲しい

深追いせずに敗退を決める。最初からヌンチャクかかってたのでありがたい。

次に左抜けの「Rocaina dura 8b+」をトライ。こちらは★どころかTop10ルートに選定されている。

弱点に沿って登り続けるルートで、絶妙に同強度のポケットムーヴが続く。抜け口ではいきなり5m近いランナウト。ニーバーでレストして突っ込む。

これは面白い。ライン取りは直登の方が好きなので「Cocaina~」をトライしていたが、やはりTop10と着くルートは内容も面白い。というか一本指が嫌いなだけだけど。

途中、06の「COVA DEL CAVALL」ゾーンへ散歩しにいく。

ここには何と★付きの5台が何本もある。エリア04からも徒歩5分くらい。

マルガレフ、懐が深すぎる

シノさん、アマンダのトライを眺めたあとは04に戻りトライの準備

夕暮れに「Rocaina dura」の繋げトライをしたが、思いの外すぐにパンプして腕が戻らなくなって終了。

これは昼間のトライ

繋げトライは終了し、03に移動して同じくTop10の「Pa tu puta madre 8b+」のムーヴ作り。

中間部のダイナミックな動きが面白い。こまめに抜けていったが腕が限界に来ていたため、途中で断念。

夕暮れを眺めてから宿へ移動。

幻想的すぎる

絶景に浸っていたいところだが、約束のチェックイン時間には確実に間に合わない

急ぎでまずは事前に調べておいたスーパーマーケット「Spar」へ。名前がまんま。

そこから21時頃に「el Lloar」の街にある宿へ。Airbnbで探した宿はとてもキレイで親切なオーナーの宿だった。遅く着きすぎて少しピリピリしてたけど。

シノさんの手料理を頂き、野生の紫アスパラガスを食べてから就寝

生まれて始めてゴーヤを食べたときくらいの衝撃

つづく

 

 

 

参考:アダムのLa Bongada

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