Berga(ベルガ)へ。
ざっくりこの辺
今まで色んな岩場に連れてきてもらったが、今回の岩場は特に一押し。
どんどんと標高を上げていくと、石灰岩の岩塔がいくつも連なる場所に来た
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放牧された牛が至る所にいて、吊るされた缶が風に揺らされてカラカラ鳴っている
少し坂を登ると尾根の上に出て、スペインの長閑な大地を見渡せる
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良い!
トレランする人もチラホラいるくらい
いくつかエリアがある中で、mera というデカイ岩頭のエリアで登る
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遠方の修道院がたまらん雰囲気を出している。
ちなみにマルチも出来る。対岸に見える一際でかい岩壁には4ピッチ程のルートも。
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さらにその横のハングには8Bまであるらしい。
まずは6a (5.9くらい)
5.9!?
最後に突然悪い立ち込みが出てくる。
横にある7a+(5.12a)にも取り付くと、何だかんだ悪い動きが続いて結構腕が張った。
気軽に取り付いたのに、、、辛いやんけ。
しかし、この感覚に何かに近いなーと思い記憶をたどると、瑞牆の百獣の王(5.11c)をトライした時の感覚に似ていることに気付く。あれを思い出すと12aは甘いな。
そしてこの岩頭の南面に向かう。予想以上に素晴らしい岩壁が聳え立っていた
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てっぺんまで50mくらいの綺麗な岩壁。真ん中の真っ白なパートを直登するラインが”Gordax (8a, 5.13b)”
終了点までは35mとのこと。
これは良すぎる。早速パパさんのビレイでとりつき、一応MOSを狙う。が、速攻ルート取りを間違えて敗退。そして白すぎてホールドが分からん。そこから各駅でムーヴを組み立てていく。
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長時間ビレイしてもらいながら、地上に降り立って10分ほどで繋げトライにかかる。
途中、ささくれをえぐりながらスロットガバでレストし、最後の核心も超えて無事RP。
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レストポイントと悪いムーヴが交互に繰り返され、最後にまた苦しいムーヴが出てくるという濃密なルートだった。
加えて垂壁35mというスケール感。この感覚何かに近いなーと思ったら、小川山のエクセレントパワー(5.13a)をトライしたときの感覚に近いことに気付く。あれを思い出すと5.13bは甘いな。
…ていうか
日本の花崗岩辛いな!
ちなみにGordaxは脂肪という意味だった。確かに周りは牛だらけで、壁は牛脂のように白い。関係ないか。
その後、隣の岩塔にあるEl Percal del Mercadal (7b, 5.12b)をトライ。久しぶりのハングが面白かったけど、牛糞の量がえぐい!ニュージーランドのフロックヒル以来の量やった。
帰りに岩塔の上までみんなでハイキングして写真撮影して終了
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![](https://i0.wp.com/jclimbing.com/wp-content/uploads/2021/03/ca469c25-b39c-4e90-a193-db0b0fd52079.jpg?resize=576%2C1024&ssl=1)
何はともあれスペインに来てようやく13台を一本登れた
そんなベルガのクライミングの雰囲気をガイドのサムがドローンを使ってまとめてくれました↓是非
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