【Calders】徒歩3分でハイカラ岩くらいの衝撃

クライミング

Catalan Witness the Fitnessをトライした翌日はセバスチャンの誘いでCaldersへ。

連絡が直前過ぎてレンタカー抑えられん。

が、人数の関係で今回はセバスカーに乗せてもらえることに。セバス、バネッサと共にセバスの車で向かう。

10:30集合。まさかの時間。でももう驚かんぜ。そしてこのゆとり感たまらん。

行きの車で警察に捕まったときのストーリーを色々考えていたが、「同居人」と言うと個別に質問を投げかけられ(家具の配置とか)全員の回答が一致しているかチェックされる可能性もあるとのこと。

そういうとこは緻密なんやな。。。

結局「同業者」であり、クライミングジムでルートセットの仕事をしている、ということにする。

運良く警察に声をかけられることもなく無事到着。

Caldersもまたバルセロナから1時間ほどで到着できる場所。

Calders · 08275 バルセロナ スペイン
08275 バルセロナ スペイン

まさにこの日まで知らなかった岩場だが、セバス曰く8Cまで充実しているという

そしてしっかり出発後1時間で到着。セバスが飛ばしまくってたが、、、

ものすごい普通の2車線の峠道の路肩に車を停めて、トレイルを30mくらい歩くとすぐにロープが張られており、そこからエリアへ降りていく

そして急斜面を降りた途端、いきなりどっ被りの壁が現れる

マジか

この近さでこの壁か

と思ってたら「その壁は短くて簡単なのしかないよ」とのこと

逆側に歩いていくといきなりメインウォールが

半端ねえ

聞いたことない岩場のレベルでこれか。

巨大などっかぶりを突き抜ける8B+は12ピンで25mちょい。多分ガンジャExくらいのスケールにはなっている。最難は8Cまで。

壁は南東を向いており、早々に陰る。なのに待機場所は平で陽もポカポカと入り、居心地バツグン。なんて贅沢な岩場なのか。日本にも分けて欲しい限りだわ。

強いて難点をあげるなら、微妙に道路が見えるとこか。勿論それもひらかたパークのフリーフォールアトラクションの途中に枚方市街の景色が見えるくらいの些事でしかない。というか岩場に非日常感を求めていたことに今更ながら気づいた。

まずはどっ被りをトップアウトするまで抜けるURUK HAIK 7C+(5.13a)のラインでアップ開始。

順調に2テンする。ガバガバだけどパンプするわ。

その後、セバスイチオシのRATAFIA 8Bか、CLIQUI-CLACA 8B+でどちらにするか迷う。

CWTFで中指が避けていたことと2日目の疲労感もあり迷うものの、8B+の方を選択。

このラインもまたどっ被りを最後まで登り切るルート。元々8Cだったらしく、悪めだよ、とのこと

セバスに教わったムーヴで順調に解決していくが、核心は足が悪く、不安定なムーヴになる。

悪い足で左手をデッドで止め、もう一度アンダーに飛ばす。この2手が核心になる。

2トライ目

集中して繋げトライ。思いの外順調に高度があがり、核心に差し掛かる。

ヨレもありつつ思い切って出すと、足が切れながらも1回目のデッドが止まった

が、2回目のデッドで落ちる。無念。

リスクが高いのでムーヴを検討。これがいい感じにハマる。

長期レストして3トライ目。17時過ぎに風が強くなり、悴む。

前半はややぎこちないものの、悪いパートに差し掛かると腕の張りもなく、順調に手が出せる。

先程構築したムーヴで1回目のデッドを止め、2回目の飛ばしにも成功

肘が上がりながらもクリップして、気合でそのあとのガバ取りに望むも、掴みきれずにフォール。

惜しすぎる。

そしてセバスから「核心後のクリップはしんどいから飛ばしちゃった方がいいよ」とのアドバイスをもらう。いや、先に教えて欲しかった。ラストトライ言うたやん。

クリップを飛ばし慣れしてないから、ルート中間部だとその発想に至らない。

またまた8B+の宿題が増えたなーと思ったところ、「折角だからあと一本くらい出したら?」と言われたのでセバスがトライしていたLESSENCIA DEL BAGES 8B+をトライ。

こっちはボルダラー向けだよ、とのこと。前半部はCLIQUIと同じ。

というわけでダメ元でフラッシュトライ。そしたら核心パートの1発目に成功、2発目の手前で入念にレストする。

そして次の核心はアンダーピンチロック力が要求されるムーヴ。これは行けるんじゃないかと思い、全力で手を出すとギリギリ止まった!

が、しかし体力尽き果ててしまい、次の一手で落ちた。これもまた面白いので、是非登りたい。宿題が多すぎる。これでムーヴばらした8B+が合計六本。8B+ワンデイ出来るようになりたい。

20時過ぎにはバルセロナに到着。

とりあえず近場なので早くまた行きたい。

そしてセバスもバネッサも英語があまり話せないので、お互いの会話は超絶ぎこちない。4月は生活意識が低下していて、スペイン語をさぼりまくっていた。

なので、そろそろ再開しようと思う。

とりあえずYouTubeのスペイン語アニソンカバーチャンネルを聞くところからで。。。

参考

①トポも公開されている↓

RESSENYES CALDERS CENTRAL

CLIQUI-CLACAは8C➔8b+ になり㊼のGOLLUMが8B+➔8Cになっているらしい

ちなみに垂壁になっている場所もあり、6a~6Cくらいが充実している壁もある。

②最近ハマっているYouTubeチャンネル

スペイン語の勉強が進まないのはハンターハンターが面白すぎるせい。間違いない。

物語の緻密な計算といい、終りが見えないストーリーといい、サグラダ・ファミリアそのもの。

完結まで見届けられるのだろうか…

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