久しぶりに更新
11月は丸々放置
ページ開いてくれてた皆さん、すいません。
GRコンペからカレコレ6週間
一応チョコチョコ登ってましたが
ブログ更新する気には中々なれず
それもこれも
未だに指が痛い!
良くなってる気もしない
医者によると、腱鞘の位置がズレたかもしれないとのこと
精密検査をお願いするも、検査日は12/6。
大学病院は混み過ぎて進みが遅い。
最近は麻疹検査にひっかかって自腹でワクチン打つはめになるわ
ウォールでマダニの仲間に噛まれるわ
12/21のTNFCと大学の発表が重なって出場辞退になるわ
良かったと思えることが驚くほどない
厄年怖い
てか前厄なんだけど
来年もっとヤバいってことか?
そんな絶不調中の絶不調ですが、
11/22
アドスラ二段登れました
念願の課題、久しぶりに大きな達成感を味わった
この日は他にノーズ直登、時をかける少女を完登
どっちも高さがあって良い課題やった
やっぱりスリルのあるクライミングは良い
帰りの夕焼けも良い
もしかしたら見おさめかも
で、11/30某エリア
メンバー : 牙、は、S沼
ついてまずカゲロウ二段
何気にこの岩初めて
他にアップする課題もないので、いきなり取りつく
1トライ目。レストしながら核心までいくも、悴みと指の違和感により撤退
2トライ目。思い切ってリップに手を出したら止まって、そのまま完登
てっぺんの景色を見ようと思ったら、バラに絡まって傷だらけになった
その後同じ岩のとんぼ玉、ドルクはどうにも左手にダメージがありそうなのを確認
かといって2トライで一日を終えるのも虚しいので、ひたすらカゲロウをリピート
そしてノーマットに次ぐ新たなスタイル、’スピードスタイル’によるクライミングを試みる
~スピードスタイル~
一般的にヨセミテのノーズもしくは人工壁で見られるスタイル
ノーズという例外を除けば、主に人工壁でとられるスタイルである
またスピードクライミングはリード、ボルダリングと比較してスポーツ性、Show性が高い半面
クライミングの本質からは反れている、という意見もあったりなかったりするスタイルである
というのも、そもそも屋外の岩を登るためにトレーニング施設として人工壁が造られ、人工壁でのトレーニングを持ってしてクライマーのレベルは飛躍的に進化してきた
つまり極論を言えば、人工壁は外岩ありき、である
その外岩を登る上でスピードという要素は重要視されず、よってクライミングのメインにはなりにくい
スピードクライミングは人工壁特有の安全性やホールド配置の自由度などから’派生した’競技である
またクライミングに馴染みのない人々から、’クライミングってやっぱりスピードを競うの?’と聞かれ、大概のクライマーは’またか’と思いながら、競技クライミングのルールを解説することが多い
そんなクライミングスタイルの特異点とも言うべきスピードスタイルをもってして、この日、カゲロウ二段に改めて挑むことにした
言ってしまえばこれは、人工壁から外岩へのスタイルの逆輸入、である
~終~
で、結果
16秒(浮いてからマントル返して両手を叩くまで)
洗練されたムーヴは初期の完登時(リップまで10手)より4手少ない6手。
さらに足運びも極力減らし、当初の目標20秒を大きく下回り満足行く結果を残せた
しかしながら、動画を見れば見るほど、無駄な動きが見えてくる
根本的に動きが遅いというのもあるが、そこは初の試みであることと、急ぎ過ぎると指にくるという2点から容赦して欲しい
まず2手目を取った瞬間に右足が右手の横まで上がってなければならないし、4手目のランジを止めてから右足を踏み込むまでが遅い
さらに細かく言うと3手目を正対でとってしまったため、重心が上がり、4手目のランジ前に’ため’を作る必要が生まれてしまった。
基本的に手を出している間に次の足も動かしておく必要があり、そのためには空間把握能力とリピートにより体にスタンスの配置を覚えさせることが必要だと感じた
またカゲロウは全体的にホールドはポジティブでライン取りも直登であるため、スピードスタイルに適している
さらに核心が上部にあるため安易な落ち方は出来ず、例えば急いでリップに手を出し、左足を滑らせれば右の岩に激突は必至
スピードと精細さというトレードオフの関係にある二つを同時に極めるジレンマが色濃く出ている課題だった
よって、普通に登る時とくらべてかなりの集中力と入念なシミュレーションを要したのだが
それこそがスピードスタイルによって得られる緊張感と、完璧な流れで登れたときの達成感に繋がったと思う
そして何より、思ったより楽しめた
というかかなり楽しめた
いつになく緊張感を味わえた
因みに上記のスピードクライミングに関する解説はかなりテキトウなので、読んでて不快になる方がいたら申し訳ないです。
あと伝統があるノーマットに比べて、別に伝統も何もないと思いますが
決してふざけているわけではなく、怪我で満足に登れない間の岩を少しでも楽しむための工夫だと思ってもらえると助かります。
その後、は&牙さんのドルク三段に混ざるも
明らかに右手出しは指のダメージがデカイので、左手出しでガンバることに
そしたらまさかの、登れた
思いがけず、ホンマに嬉しかった
怪我している期間で言えば最高グレードや
さらに、とんぼ玉も少し触ってみると
左ポケットを使わないムーヴを発見
で、まさかのこっちもゲット!
全課題制覇や~
ただとんぼ玉の上部で頑張ってしまったのは反省する必要ありやった。
登ったあとの指の違和感が結構あったし
自然に割れていたら’あけび’
割れていなかったら’むべ’だそうです
味は熟れた柿みたいでおいしかった
牙さんは落ちて腐敗していたむべまで食べてた
発酵してる方がコクがあっておいしいらしい
この日は無理せず帰京
琵琶湖の夕日と飛行機雲がこれでもかってくらい綺麗だった。
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