恵那

6/9、恵那 with ☆さん

SAでチーム東山の人達と合流しつつ、九人の大所帯で向かう

着いてまずL岩で入念にアップして、 ムカンテ二段で☆さん&Telさんとセッション

体を引き上げようとするとフラットなカンテが剥がされてくる課題。

上部確認して、下からやって、行ける!って思ったらヌメリにビビってリップタッチでフォール。

これは長引いたら余計ヤバいと感じて、丁寧なブラッシングの次のトライで完登!

いい課題やー。

恵那はホールドあって高さもあってムーヴもあるから、やっぱ岩の質が高いな。

その後、一目見た瞬間からやりたい!と感じたレッドブルの岩の左端のプロジェクトにトライ。

核心はどう考えてもクラックへの左手ランジ。左手はいい感じのホールドだけど、右手がうっすいカチで、ソコソコの左足スタンスに思い切って乗り込みながらジャンプする課題

ランジの体勢まではとりあえず行けるやろーっと思ったら、思いがけず悪い!

110度くらいの傾斜と、スタンスやホールドが微妙に左に傾いてるせいで、左下に体が引っ張れる

取りつき10トライ目くらいでようやく到達

そんでランジ前の右手カチ取りがホンマにギリギリ!!

あまりにギリギリ過ぎて、オープンで何とかかかって、左足を引き上げてからカチ持ちに持ち直すという状況。

あとリーチが1cm短かったらデットになるし、2cm長かったらスタティックにカチが持てて、ランジだけに集中できるのに!っていう距離感やった

ちなみに自分の身長はこの前の身体測定で171.9cm、横リーチは昔計ったときに167cmやった

今は横リーチはもうちょいあるかも。

そんな感じでランジを何回か飛んだら、あと3,4cmくらいのとこまでこれて、行けるかも!と思い始めた

で、左面からトラバースして一旦上部の確認。

が、ここで思いがけず上部悪い。ホールド見当たらんし。

そしたらトライを見ていた地元のクライマーの人たち(一部KCCメンバー)が応援に来てくれて、マットに加えて開拓道具まで貸してくださった!

木にロープくくって懸垂下降しながらホールドについた苔を落としつつ、ホールドを探す

あんま見当たらん。。。

そしたらエイドに使うような道具まで貸してもらえて、セルフを取りながら上部のムーヴを探ることに

結果、4回くらい敗退して、5回目に縦カチに気づいて上部を抜けることが出来た。

最初はグランドアップで初登したい気持ちもあったけど、この時点でホンマに上部探っておいて良かったと思う。

もしグランドアップでの初登を狙っていた方がいたら、気分を萎えさせて申し訳ない

が、それでもホンマに探っておいてよかった。

そこから怒涛のランジ、ランジ、ランジ!!!

訳わからんくらい飛び続けて、一旦長期レストとったり、気づけば15時。
この課題に取りついてから4時間くらい経過してる。

そんでマット貸して下さった方々も移動の時間が来て、泣きのラスト3トライをお願い

ラスト5でも全然いいよー、とのこと

1、2分のレスト間隔でひたすら飛び続ける。

トライするたびにヨレとヌメリを感じるが、ランジの動きに慣れてきたのか、何故か飛距離は伸び続ける。

明らかに左足を最後まで蹴れてる感覚

気づけば5トライはとっくに過ぎているものの、飛距離が落ちるまでやらせてください!と懇願。

ヨレ、ヌメリ、慣れが同時進行するなか、何回飛んだかも分からないトライ(多分ラスト10トライ目くらい)

遂にスロットに左手が完璧にはまった!

何回も落とされてきたのに、突然体が落ちずに止まっている

ドキドキしながら、落ち着いて右手を寄せ、上部のレストポイントまで移動

連続トライしすぎて、思いのほかヨレてるものの、十分なレストを取って上部に突入

落ち着いてリップ奥のガバを取って、マントルを返す

登れた

課題名 : アルデバラン - Aldebaran – (※初登なら。現在確認中。)
グレード : V11 (暫定)

最高や

嬉しすぎる

恵那にまで名を刻めるとは

この課題はホンマに周りの人の助けがあって登れた課題や

登る過程でロープを使った開拓作業も経験させてもらうことが出来たし、いかにエリア開拓が大変かも感じられた

それでも快くロープを張って、道具の使い方をレクチャーしてもらって、見守ってくださった方々がいて、最初はなんとなく取りつき始めたけど、どんどん初登に対する気持ちが掻きたてられた

スロットに左手がストライクしたのはホンマに奇跡やったけど、何トライもさせてもらえたおかげで、ついに小さい成功確率に引っかかってくれて登れた

頂いた動画のデータも18個くらいあったし、30回は飛んだと思う。

取りつきから考えたら40~50トライはしてる

周りの「いいもん見れたわー」って声でさらに初登の喜びに拍車がかかった

応援、掃除道具、マット、チョークバッグ、カメラ撮影、等々、本当に色々と助けてもらった

本当にありがとうございました!

060

そんでこの課題、何よりも悩んだのがグレーディング。

トライしてるときは絶対四段あるわー、なんて発言してたけど、ムーヴの悪いとこで言ったらランジ一発やし、どうやってグレーディングすべきかホンマ悩んだ

今まで恵那でV12といえばパッションとジャスラを登ってるけど、核心の難易度はこの二つに劣ってないと思う

でも恵那は登れない三段も結構あるし、どう比較して良いのか謎

ただ6月やったし、取りつきからトータル4,5時間かかったものの、結果的にはワンデイ出来てしまった。

もちろんチャンスを逃すまいと必死だったし、ワンデイ出来たから四段ないって考え方はいらんかもしれんし、ランジ止まったのはかなり運の要素もあるけど、やっぱ今の俺にそこまでの実力があるかっていうと何とも言えん

さらには体のサイズでも差が出ると思う。カチがスタティックに取れるかどうかでも変わると思うし

因みに右手カチで左手出しのランジといえば、ジオランダー2/3段があるけど、この課題よりは確実に1グレードは上やと思う。

あと同じ岩の赤牛2/3段もカチからランジやけど、これよりも1グレードは上やわ。

てなわけでV11か、易しめのV12かって感じ

とりあえずV11(三段+)付けましたが、相も変わらず再登者の意見待ちでお願いします。

再登者がV12って感じた瞬間変更で!個人的にはそうであって欲しい

V10(三段-)って感じたときは、、、まぁ間をとってジャスト三段くらい??

赤牛よりは悪いはずやし、V9/10以下に落ちることはないやろー

、、、、と、信じてる

まぁグレードはどうであれ、メチャクチャかっこいい課題やし、是非トライしてください!

そんで上部は殆ど手に足に近い体勢になるので、中々危険

一応縦カチは結構良かった。グレードで言えばランジ止めてからで、一般的な三級くらいだと思う

今回ロープを使って練習させてもらえたおかげで行けたけど、身の危険を感じた場合は二本目のクラックを右に抜けた方が賢明かも

そんな感じでよろしくお願いします

その後、東山メンバーに完登を報告し、皆で川エリアに移動

どうにも女子受けの悪いエリアらしい

☆さん、Telさんがテツコ

俺は単独で常世

とりあえず上部やろー、って思ったら全然出来ん。

クロスの動きが弱いわ。手首も体も硬すぎ。

下部をちょこっと触って終了。核心勘違いしてて、結局やらずに終わった。。。

でも挟み込みの得意系やし、ベストコンディションの時にもっかいリベンジや!

最後に☆さん&telさんが構築したテツコ初/二段のムーヴを入念に教えてもらって、フラッシュトライ

無事フラッシュ!おもろかったー

帰りにいつもの中華寄って帰京

お祝いにビールのつかない定食の中で最上級のコマ焼き定食を頼んだけど、個人的にはソコソコやった。

とんこつラーメンもあんま味感じなかった。。。

次は天津飯定食の天津飯をチャーハンに代えてもらったやつに、台湾ラーメンやな!

☆さん運転ありがとうございました!

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