ブログ放置している間にもCatalan witness the fitness 8B+(V14)をトライしに行っていた
3回も
4/23にCWTFをトライすることでオーストリアのJSの強さを実感すると同時に、WCソルトレイク戦の表彰台に立ったJSの姿に刺激を受け、30台の負けん気に火がつき延べ3日
劇的に敗退した
とりあえず、元8Cなだけはある
前回バリエーションと同じくらいと書いたが、やっぱりバリエーションよりも悪い気がする。まさかの前半パートを一度も突破できずに終わるとは
5/4 (火)日本はGW、自分も日本の会社で働いてるのでこの日は仕事はなく、パパさんとコバデオセルに向かう
もちろんスペインは平日なので、岩場もガラガラ
到着後早速ムーヴの確認
体の調子も良く、各ムーヴも安定している
が、肝心の核心が成功しない
まだ体が動きやポジションを思い出していないだけかと思い、入念に核心を繰り返す
成功しない
まぁ、前回できたムーヴが出来なくなるなんてのは、あるあるだよね。そう簡単には動じないぜ。
とはいえあまりにも成功しないので色々とムーヴを探る
そして見つけた。ほぼ反転してキョンをかますムーヴ
Catalan Witness the Fitness V14 の完登にさらに近付いた
そこからひたすら繋げトライ
一度は前半パート最後の一手となるランジまで到達するものの、全く成功する気配がなかった
反転キョンムーヴはあまりにも長時間カチを握り続けなくてはならないため、手数に反して思いのほか力を吸われている
一旦繋げトライは止めて、繋げてきての核心パートを練習する
すると、ふと別のムーヴが思いつく
一度は不採用にしたムーヴだが、反転パートの際の足位置なら上手くいくかもしれない
そうして新しいムーヴに辿り着いた。やはりクライミングはムーヴ!
動じひんよ?打ち込みきってからムーヴが変わるなんてのもあるあるなんで
5/21 パパさんとコバデオセル
鮮やかな菜の花畑はいつの間にか緑色に染まり、初夏の到来を告げる
もう短パンじゃないと暑すぎる
夕暮れを狙ってのんびり。完全に落とす気で行く
17時には涼しい風も吹き、RPトライ
すると今まで何でもなかった場所で落ち続ける。まぁ、あるあるやな。今まで問題視してなかった場所で落ち出すなんて
何度か惜しいトライもあるが、やたら足がきれてしまった。
結局、到達点はあまり変わらず
とりあえず体幹がよれてきているようで、多分コンディショニングをミスったのだとする。
そして5/28
暑すぎてもう無理かと思っていたが、ふと天気予報をチェックすると再び気温が落ち込むらしい
さらに今まで出てこなかった安くて22時まで借りれるレンタカーが検索に引っかかり、(1日20€弱)
Centauro レンタカーというところ
シーズン最後と思い、もうなりふり構わず単独で突撃する
そして敗退する
結局、前半パートを突破することも叶わず終わった
しかし最終日はかなりの収穫があった。体幹のヨレもあったが、足先の力を込める感覚が大事だった
そして腰。
ガニ股でありながら内転。これが大事だった。
ラスト1手もこれまでより止められる兆しを感じながら出すことが出来た
というわけで、次シーズンに向けての備忘録としてすべてメモしたことをここに記す
以下備忘録
一手目、右足はしっかりヒールトゥをかけ、スタティックに右手でカチをとる。トンガリに中指。デッドしてしまうと、指の感覚を消費する。
二手目、ホールドの握る位置は右端。しっかりカチる
右足のトゥーフック&ジャミングをしっかり効かせる
左手を少し延ばすように(ダラリとぶら下がるように)し、かつ体を落として空間を広く取り右手をアンダーピンチに返す。(体が持ち上がったままだと、手首がしっかり回らない)
左足をスタートのガバに置く。この時、出来るだけ体を外に出せる位置を踏む(右端が良さげだが、左端も若干外に出てくれている感じあり、次回要確認)
右足のジャミングを解除
右足をキーとなるスタンスに置く。足はガニ股気味だが、腰は出来るだけ内転させながら左足を解除。爪先がトンガリに引っかかるようにする。深く踏みすぎると、土踏まず寄りのポイントがあたり、スリップしやすくなる
このとき、左足解除後に右足の踏み感を調整しても良い。ただし一発で良いところを踏めてるトライもあったので、出来るだけ調整しなくて済むように気をつける。
左足のトゥーフックはティックマーク頼り。ここが甘いと左手のアンダー返しが悪くなる。次回再確認
右手でカチを取る
カチを取った後、体を右に寄せる。(右足がよりガニ股になる。)
左手をアンダーに返す
ステップ
左足のトゥーフックの位置を次回要確認。効くときと効かない時の差が大きい。
アンダー寄せ。保持する位置は思った以上にケーブの入り口寄り。小指がよくかかる箇所あり
ステップ
右手飛ばし
ランジ。ランジは体を回転させることはあまり考えず、右手の引きと上体を起こす感覚でガバに手を伸ばす。左手を止めてから振られ出すイメージ。
後半の注意点
右足のヒールでルーフ内のカチを取る際に、幅が広く甘い方のカチを取る。鋭く小さい方のカチだと、掛かりは良いが感覚が無くなる。
というわけで、次回の秋には全力で仕留めに行く。次こそ登れると思ったシーズンで登れない、というあるあるだけは避けてみせる
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