いよいよドラゴLVが一般販売されます
前回のブログでは「1ヶ月ほど履いてみてから」と書いてしまったけど、結局3ヶ月間履きこみました
前回の記事で書いたとおり
・フィット感
・ヒールの剛性
が旧ドラゴより向上していて、特に足形が細い方には最適なソフトシューズになっています。
3ヶ月履いてみて感じたのは「高い性能を発揮する期間も伸びた」ということ
中でもフック性能は3ヶ月間履いてみても全然落ちず、岩場の細かいエッジなどにヒールをかけてもしっかりと力が伝わります。
フィット感が増したおかげで足全体を無駄なく包んでくれており、つま先の力が変な方向に逃げていないのが分かります。
大きなホールドやボテ系の面を踏んだときにもソフトシューズならではのフリクションが効いているので、オールラウンドになんでもこなせる一足。
中々コンペに出ることはないけど、もし今コンペに出るなら100%これを履いて出ると断言できるシューズです。
ただ、最近は花崗岩ばかり行っていて、残念ながら岩場では数回しか試していません。
何回か履いてみた感じでは、ある程度傾斜がある中で掻き込み・フックを多用する課題などで有効な気がします。
またサイズに関しても旧ドラゴと同サイズで良さそうです。参考に
ベローチェWMN 37.5
フューリアS 37.5
インスティンクトVS WMN 38
ドラゴLV 38
クラックス・メスカリートなどのアプローチシューズは40を履いています。
実寸はだいたい25cm
嫌なところは特にないのですが、強いて言うならタイトなシューズなので長時間履くと疲れます。
特に土踏まずの側面がしっかり絞られているので、これまでかなりのソフトシューズを履いてた方はややキツく感じるかも。
ターンインもしているので、出来れば一度試着することをお勧めします。
スティックスやヒューリアよりはマイルドなので、普段からターンイン・ダウントウシューズを問題なく履けてるならばそこまで気にしなくて大丈夫かと思います。
そして価格が驚き。
¥17,600 (税込)
この性能でこの価格は信じられない。
日本のスカルパシューズは代理店の意向により、定価でもかなり抑えられています。
参考記事
ただ、これも参考記事にある通り登山文化の中の「専門店の助け」を無くしたくない意向があるから。
リンクは代理店のオンラインショップを載せていますが、もし購入元を気にしないのなら近くのクライミングジムで試着して、そこで購入してもらえたら何よりです。
「キツすぎてダメだった」「やっぱりハーフ下げたい」といった失敗もないと思います。
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