2020/12/28 ~
ワーホリ出発直前から到着までのドタバタの日記。
有益そうな情報は先に挙げておきます。殆どの情報の詳細は後半に続きます。
◆事前購入できるSimカードが便利!ただし有効期限には要注意!
◆カタルーニャプラザの大型家電量販店FNACでコンセントの変換器(アメリカ&日本型→ヨーロッパ型)が見つかった
◆”Orange”でSIM契約。プランは2つ。ネットに繋がらない時はVPNの設定を要確認
◆ユーロ(現金)は出来るだけ日本で両替した方がよい
◆バルセロナでATM使うならCaixa Bankが良さそう!
◆バルセロナでATM使うならBBVAかSabadellが良さそう!(2021/2/4追記)
12/28
朝、3年半ほど住んだ部屋を引き払い、家なき子として2日間過ごしたのちに渡西班牙(スペイン)。家を出る前にバンショウ家が見送りに来てくれた。久しぶりに会ったZ太が声変わりしていた。次会うときは俺より大きくなってるかな?
家を引き払った後は10年ぶりくらいに引っ張り出したスーツケースの持ち手が川崎駅で破断するというトラブルを抱えながらアングラ最終勤務へ。
そんな重かったのか、老朽化してたのか、、、はたまた両方か。
スーツケースにバックパックというコロナ禍においてありえない出立ちのまま1時間以上の移動をこなす。マスク&ニット帽で顔を隠せていたことと、明後日にはもうここにいる全ての人に会わなくなるという事実から、どうにか最後の核心を乗り切る。
アングラ勤務を終え、ここでも色々餞別をいただきました。超助かってます。
そして約2年本当にお世話になりました。ありがとうございました。
12/29
アングラでルーフの三段を打ち込む。どうにかムーヴをバラしたが、両肩肉離れの未来が見えたので前向きな敗退。流石に出国前日に怪我はしたくない。この無念はノボロックの魔人に託した。
夜は忘年会、ここでも素晴らしい手土産を頂いた。そしてゲーマーとしてのポテンシャルを代表選手たちに見せつけておいた。カップヘッドめっちゃおもろいやん!
12/30 フライト当日
ドッグウッドの元同僚が空港まで送ってくださるとのことで、それまでアングラで時間を潰す。15時ごろに最後のクライミングを終え、スーツケースから替えの靴下を取り出そうとするとスーツケースの鍵が開かないという事態が発生。どういうこと!?
久しぶりに使うスーツケースなので鍵のナンバーも開閉動作も十分に確認してから施錠したはずだが、この1日の間に何があったのか。フライト時間が迫る中、普通に焦る。埒が開かないので結局鍵を壊す。
持ち手とナンバーキーが破壊されたスーツケースで移動し続けるという不審度MAXの旅になることは避けたがったが、他に打つ手がなかった。そしてこの鍵こんな簡単に壊せてええんか?
アングラ~成田空港まではあまりにも順調で、17時には到着。電光掲示板を見るとほぼ全てのフライトに”欠航”の文字が。
え、これ大丈夫!?
とにかく自分のフライト(ドーハ行き)の受付が始まるのを待つしかない。
この間に少しだけ日本円をユーロに変えておく。
このときのレートは手数料もろもろ込みで1ユーロ=130.97円
その後、ショップに寄ろうとするもほぼ全てのショップが閉まっている。これがのちにジワジワ効いてくる。
というのも仕事用PCを持って来たにも関わらずコンセントの変換器(日本→ヨーロッパ)を買うのを忘れていたからである。世界一周の時やブラジルで使っていたやつは自粛期間中の大掃除で一度捨ててしまっていた。なんか差込口折れてたし。
なので空港で変換器を買おうかと思っていたのにショップは全滅。コンビニで聞いてみても置いてないとのこと。
このときはiPadやiPhoneはどうせUSBで充電出来るし、向こうで探すか、、、と考えていた。
さらに待機時間中に、事前購入しておいたSIMカードを確認する。これは今まで知らなかったのだが、今は日本にいながら先にSIMカードを購入出来るらしい。なんて便利な時代!
今回購入したのはこれ
Simカードを挿入したタイミングから15日間かつ6GBまで使えて1980円。ヨーロッパ圏35か国に対応。
現地の空港でSIMカードを探す必要もないし、到着からSIM獲得までのタイムラグもなくせる。長いものだと30日間有効のやつも売ってたりするので単発ツアーならほんとオススメ。
が、しかし、ベンチに座って説明書を開くと有効期限が2020/12/31までと記載されていた。
いやホントどういうこと!?購入したの23日やで??
しかも香港時間(スペイン+7時間)と書いてある。現地には13時に到着予定なので使えるのは4時間だけ。
”Simカードを挿入してから15日間有効”という条件は守られるのでは、という淡い期待を抱くものの、18時に繋がらなくなった。謎に1時間のボーナスタイム。でもおかしいだろ!
変換器に加えてSIMカードと不安が残るが、とりあえず空港で目先のやるべきことはシートナンバーを確認し、SpTHというページで健康状況を申請すること。
スペイン渡航前には健康状況を申請しなくてはならない。そのためにもシートナンバーが必要なのだが、今回使ったカタール空港は事前にシート指定するのも有料なので、席が判明してから申請しようと考えていた。
しかし中々チェックインが始まらない。電子パネルでのセルフチェックインも対応していない。
と、ここで旧友が見送りに来てくれた。世界一周の時にも同じように見送りにきてくれた15年来の親友。今回はホンマに助けられた。マジでありがたい!
19時くらいにようやくチェックインが始まり、預け荷物のスーツケースとザックを置くと表示された重さは34kg
34kg!!!??
25kgまでなので9kgオーバー。いや気付けよオレ!そら持ち手折れるわ!!
やはり80mロープが曲者か
追加料金は1kgあたり50ドルとのこと。100gあたり約600円というA5ランク牛肉に匹敵するエクストラ料金。もちろんそんな金は払いたくない上に時間も気になるので大胆に削る。ヌンチャクも現地で買うことにして重いやつは省く。
そして前日にもらった餞別もいくつか実家に送る。嘘つくのも辛いので先に白状しておきます。ホントすいません。スペインのトイレは綺麗なんで大丈夫でした。
さらに身につけられるものは身につけていくスタイル。Tシャツを着て、ダウンパーカーを着て、キーホルダーのカラビナをロックロックススクリューゲートにして再トライ。こんなやつおらんわ
若干25kgを超えていたように見えたが「ピッタリですね」と言われ無事通過。そして持っていくことを諦めたアイテムたちは親友に実家まで運んでもらうことに。ホンマにありがとう。
どうせ一年間は使う予定のない日本円で牛丼を奢る。なんて人に甘え切った男。親しき中にも礼儀ありというので、この恩は帰国した時に返します。
チケットを獲得し、SpTHで健康状況を申請し、コンビニでQRコードを印刷しておく。
ちなみにこのSpTHに関しては受付時に紙の用紙ももらえる。無理してウェブで申請しなくてもよかった。
荷物チェックや出国審査にかかる時間が気になったけど、ガラガラだったので超スムーズにゲートまで行けた。そしてフェイスシールドも受け取り順調にフライト。何故か20分ほどフライトが早まったが。。この20分差によりMishkaには会えなくなった。
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